同人活動の思い出/ピクシブのスタンプとメッセージ無しのweb拍手を比較して考えてみた

私は2013年の年末にピクシブを退会したのですが、そのすぐ後の2014年2月6日に、ピクシブのコメント欄に「pixivスタンプ」という機能が追加されました。

このスタンプの話を初めて聞いた時は「作者側はスタンプだけで反応されてもあまり嬉しくないだろうな~」と思っていました。実際、当時ピクシブに投稿していた同人者達も、対応に困る機能だと困惑している人が多かった記憶があります。

また、スタンプ機能自体は良いけど、ピクシブ側が用意したスタンプ画像が、意図がよく分からない絵が多くて使いにくいとも言われていました。おそらくLINEスタンプ的なノリとか、外国人のユーザーが言葉が分からなくても反応を伝えられるようにと導入したのでしょうが、日本の同人女でそういうのを求めている人は少数派だったように思います。

ただ、導入された当時は戸惑う人もいたスタンプも、現在はわりと受け入れられてきているのかなという感じがします。そもそも、同人を始めた時に既にスタンプの文化があった人にとっては違和感は無いかもしれない…と最近は思うのですが、いかがでしょうか?

スタンプのように、文章の感想が書けなくても反応を伝えられるものと言えば、昔はweb拍手が広く使われていました。今も、昔ほど多くはなくても利用している人はいると思います。

私は、web拍手に対しては素直に「手軽に応援できて良いツールだ」と思っていました。
それなのに、ピクシブのスタンプは「作者側は嬉しくないだろうな」と危惧したわけです。
なぜかと考えると、やはり今時の「何でもかんでも丸見え」な風潮へのダメ出しに繋がります。

web拍手の解析画面は管理人しか見られませんが、スタンプは他の人達にも丸見えです。
自分にしか見えない拍手には黙って感謝するだけで良いけど、他の人達にも見えているスタンプにはこちらも何か反応しないといけないのか?と、プレッシャーを感じてしまいます。

公開コメントで文章の感想に混じってスタンプだけ押された場合、文章の感想にだけ返信してスタンプはスルーするのはどうなのか?見ている人達はどう思うのか?かと言ってスタンプにどう返信すればいいのか?いっそ返信は一切せずに全部スルーすればいいのか?でも文章の感想にはちゃんと返信したいのだけど…と、悩んでしまう人がいても不思議ではありません。

スタンプが導入される直前にピクシブを退会した私は、これで悩まずに済んで助かりました。
同人関係でもそれ以外でも、こういう地味な悪運の強さが私にはあるなと最近気付きました。

web拍手もスタンプも「押すだけで応援できる」ところは同じで、それはとても便利なものだと思います。でも、スタンプほど対応に困るものではないweb拍手でも「拍手だけしてメッセージを残さない人が嫌だ」と言う人も中にはいました。

そういう人は、web拍手を設置しつつも、本当は無言拍手が欲しかったのではなく、メールよりも手軽に送れる拍手を通じて文章の感想が欲しかったのでしょうね。

二次創作者は特に、同じ作品が好きな人同士で語り合いたい人も多いと思います。
私がweb拍手を使っていた頃は2~3日に1度はメッセージが入っていたので、他のメッセージ無しの拍手も同様に有難いと思っていましたが、語り合いたいのに無言拍手しか来ない人は、確かに心が折れても仕方ないかもしれないと、今になって、本当に今になって気付きました。

引退した後で気付くことが多すぎるのですが、まあ人生ってこんなものなのでしょう。

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