同人活動の思い出/中古同人誌ショップの思い出

2019年6月に老舗の女性向同人誌ショップである明輝堂が事業を終了し、その数ヶ月後に駿河屋に引き継がれたということを、2021年4月に初めて知って驚いています。
いよいよ私も本格的に隠居ババアになってきたなという感じですが、この件に限らず、現役時代に慣れ親しんでいたものがどんどん消えていくのは少し寂しいです。

明輝堂が設立されたのは1993年ですが、私は2000年頃に当時交流していた人から店舗を教えてもらったのがきっかけで、その後長年利用していました。
明輝堂は商業誌も取り扱っていましたが、メインは同人誌の買取と中古販売でした。

同人誌の中古ショップについては、私は自分も売ったり買ったりしていたので許容派です。
ですが、心情的に嫌だという人も少なくないことは分かっていましたので、現役時代はそういう店を利用していることは基本的に黙っていました。

自分が「営利目的ではなく趣味として愛情を込めて作った本」を中古で売買されることに違和感を感じる人は、今の時代でも存在すると思います。
でも私個人の考えとしては「必要無くなった人が売って、欲しい人が買う」ので何も問題無いと思いますし、むしろ自分の本が中古ショップに並べば一人前(?)みたいな感覚でした。

…いや、それはどうなんでしょうか?現役時代の私のイカレ具合がよく分かるエピソード多すぎではないでしょうか?(・∀・)まあ実際にイカレていたから仕方ないのですが。

大手さんの本は発行部数が多くて買っている人も多いからこそ、そのぶん中古ショップでもよく見かけました。ショップが買い取ってくれたということは「売れる見込みがある本だ」と判断された証拠であり、買取不可と言われるよりずっと名誉なことだと思っていました。

また、イベントや書店で売り切れて買えなかった本が中古ショップで手に入って、心から嬉しくて有難かった思い出もあります。個人で作っている同人誌との出会いは本当に一期一会で、その時を逃したらもう決して手に入らないことが多いです。
そういった奇跡の出会いも、中古ショップがあったからこそ実現したのです。

ちなみに、明輝堂の事業を引き継いで今も健在である駿河屋のほうにも、私はとてもお世話になっていました。駿河屋は同人誌だけでなく、オタクアイテム全般を取り扱っています。

今でも駿河屋のサイトで検索すると、私が昔作った同人誌が出てくることがあります。
無料配布本にも値段が付いているのはどうかと思いつつ、駿河屋は無料配布の本やグッズも買取対象に入っていますし、確かに今となってはここでしか手に入らない本ではあるので、まあアリなのかなという感じです。古い本であればあるほど、見つけると作者の私が驚いて感動します。

同人引退後で中古ショップ許容派の人なら、このように中古ショップで自分の本を探して楽しむ人もいるのではないでしょうか?私だけですか?いや絶対にそこそこいるはずです。

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コメント

  1. ぱすも より:

    明輝堂〜!!よく池袋店に行ってました。閉店を知った時はショックだったけど、これが最後ならとできる限り何度も通った思い出です。
    明輝堂に行ったからこそ入手できた同人誌が何冊もありますし、買った本はどれも大切に何度も読み返しています。自分が当時未成年だったりして欲しくても手に入れられなかった本や、遅れてハマったジャンルだととっくに売り切れていたり……そういうことが沢山あったりするので……中古ショップの存在はとても有難いです(;ω;)

  2. ヒロコ1号 より:

    >ぱすもさん
    私は大阪在住だったので、なんば店に行っていました。
    同人をやめてからは行かなくなりましたが、知らないうちに閉店していて驚きました。

    同人誌は手に入れるタイミングを逃すと絶望的なので、そんな時に中古ショップに助けられた人は多いと思います。私なら、中古ショップ経由でも自分の本を買ってくれるなんてとても有難いと思うのですが、他の描き手の考えは分からないので、現役時代はひたすらその話題はスルーしていたのも良い思い出です。ネットの買取と通販にもお世話になっていました。