同人活動の思い出/昔たまに見た「絵の上達が異常に早い人」の思い出

今でも「絵の上達が異常に早い人」はたまにいると思いますが、みなさんは目撃したことがありますでしょうか?同人で絵を描いている人たちの活動歴の長さはさまざまですが、長くやっていても画力に変化が無い人もいれば、数ヶ月で別人のように上手くなる人もいます。

ちなみに私の画力は、現役時代の23年間、ずっと変わることはありませんでした。
ジャンルが変わっても何年経っても、私の作品だと分かる安定感が売りでした。

ですが、そんな私とは違って、最初は下手だったのに(私に言われたくないと思いますが)短期間でとんでもない化け方をして神絵師になっていく人がたまに居ました。私は現役時代に何度かそういう奇跡に立ち会いましたが、これには本当に何とも言えない驚きと感動がありました。

大昔、私が参入していたジャンルに、悪い人ではないのだけど絵はめちゃくちゃ初心者(私に言われたくないと思いますが)な人がいました。その人は精力的に作品をアップしていましたが、おそらく絵のせいで、アンソロへの参加を希望しても断られたこともあったそうです。

それでも、その人のジャンル愛は消えることは無く、サイトの更新もどんどんしていました。
そして数ヶ月ほど経った頃、その人のサイトに訪問していた私は、ある変化に気付きました。

…なんか絵が上手くなってない?( ゚д゚)

本当に、更新のたびにクオリティが上がっているのが分かるほど急激に上達してきて、その人の元々の絵柄の味をきちんと残したまま技術はプロレベルになり、最終的には商業の絵仕事もされるようになりました。アンソロ参加を断られるどころか、表紙を頼まれるまでになりました。

きっと、本人も絵のことは気にしていて悔しい思いをしていたのだろうけど、そこから本当に上手くなる人はそんなに居るものではありません。何も考えずにたくさん描くだけでは決して上手くはならないので、常に改善策を考えながら努力を積み重ねたのだと思います。

努力家で、ジャンル愛も深くて、会っても明るく話しやすくて、本当にすごい人でした。

ちなみに、その人と同じくらいのペースで作品を更新していた私の画力はと言うと「動かざること山の如し」でした。だって私は、妄想は好きだけど絵を描くのは面倒だと思っていたので練習なんかするわけ無いし、絵が下手だと言われても漫画はウケていたからそこまで悔しいとも思わなくて「別にいいじゃん(・ε・)」という態度を23年間ずっと貫いていました。

私は、自分の妄想ネタを漫画という形で見てもらうために仕方なく絵を描いていたところがありましたので、同人引退後はまるで風船がしぼむように絵を描く気力が萎えていきました。
若い頃に試しに行ってみたデッサン教室も、あまりに苦痛すぎて寝落ちした思い出があります。

短期間でも、長期間かかっても、頑張って絵が上手くなっていく人はやはり尊敬します。

でも「私のほうが技術が上なのに、あんたみたいなサボリヘタレより感想が少ないなんて!」と私を攻撃してきた人(技術はあるかもしれないけど可愛くない絵柄だった)は大嫌いでしたので、結局は画力よりも人格のほうが大切かもしれませんね(突然の身も蓋もない結論)

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