同人活動の思い出/今振り返れば逆カプの人ともわりと交流してました

カップリング二次創作に関わっている人にお尋ねしたいのですが、あなたが好きなカプは逆カプよりも数が多いでしょうか?それとも、逆カプのほうが数が多いでしょうか?

AとBの2人のキャラで、A×BとB×Aの2種類のカップリングが存在するとして、それぞれを支持する人の数がどちらも同じくらいというパターンはかなり珍しいと思います。
程度の差はあれど、どちらかの数が多くてどちらかの数が少ないものです。

私の場合、BLカプではいつも自然に多数派のほうにハマっていました。
組み合わせ自体はマイナーでも、攻めと受けの順番は数が多いほうに属していました。

自分が多数派だったので、少数派の人の気持ちは分からないまま同人を引退してしまいましたが、私個人の経験では、ジャンルによっては逆カプの人とも結構交流していました。
問答無用でこちらを否定してこない人なら、ジャンルは同じなので会話は可能です。
私のほうも、相手のカプを否定しないように最低限気を使いながら語り合っていました。

逆カプをどこまで許容できるかは、完全に「人による」としか言えません。
逆カプの表記を見るだけでもイヤだという人もいますし、エロ無しなら逆カプっぽくても大丈夫な人もいますし、描くのは自カプだけだけど読むのは両方大丈夫な人もいます。

私が過去に交流した逆カプの人の中には「自カプが少なすぎて飢えすぎて逆カプも読んでいたら両方いけるようになってきた」という人もいました。
一方で、どんなに飢えても絶対に逆カプは見ないという人もいます。
また「キャラ自体の解釈が合っていれば攻め受けが逆でも読める」説もよく聞きます。

これはどのパターンが良いとか悪いとかではなく、それぞれが抱いているポリシーであり、それを捨てたらその人がそのジャンルを好きでいる意味も無くなるものです。
こと二次創作同人に関しては、許容範囲が狭い人を悪く言うのは筋違いだと思います。
決闘するのは自由ですが、客観的に見ればどちらも「悪」ではないと理解してほしいです。

ただ、逆カプに関する論争が起こるのはだいたいBLカプで、男女カプや百合カプではそういう話はあまり無かったのが、今でも少し不思議です。私は男×男も男×女も女×男も女×女も全部ハマったことがあるので、この違いは興味深かったです。同じ同性愛カプでも、百合のほうはカップリングの左右にあまりこだわりが無い人が多かった気がします。

男女カプはまあ男が攻めだろうという空気が昔からありますが、私は女性上位というか女子のほうが積極的という意味で「女×男」表記をして活動したこともあります。
その場合、普通に(?)男×女をやってる人から見れば逆カプということになるはずですが、それこそ普通に交流していて、BLの時のような緊張感はありませんでした。

男女や百合でも過激派はいますし例外はあるけど、それでもBLと比べるとはるかにユルかった思い出があります。なぜBLだけ「逆カプ」で緊張感が走ることが多いのか、謎を解明したいです。

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コメント

  1. 匿名I より:

    こんにちはヒロコ1号さん。いつも更新楽しみにしております。

    経験上同カプだからといって何も考えずに交流すると、地獄を見ます(苦笑。
    私も逆カプや別カプの方の作品見ていいなーと思うことはありましたし(自分からは近づけないのですが)、自作品にコメントいただいた方が逆カプだったというのはありますね。やっぱり取扱いカプというより、創作している方の作風で好き嫌いが決まるようです。

    BLで、逆カプ別カプ許せないという風潮はありますね。
    BLだとNLより過激な表現や、攻めの変態化・スパダリ化、受けの軟弱化が多いように見受けられ、描き手にとっては逆カプ別カプがより見づらくなるんじゃないかなと思います。また描かれている方も攻撃的な方が多いので、ギスギスしやすいんだと思います。…と考察してみました(笑。

    やはりこういうセンシティブな界隈では、ツイッターは馴染まないものと思われます。

  2. ヒロコ1号 より:

    >匿名Iさん
    こんにちは。私も、逆カプの方に自分から声をかけたことは無いのですが、逆カプを描いてる方から感想をいただいて、それがきっかけで交流するようになった事は結構ありました。
    そういう方はもともとかなり寛容なタイプですが、それでも会話には多少気を使いました。

    私も長年活動するうちに、逆カプや対抗カプでも面白いと思う作品も見ましたし、同カプに解釈違いで裏切られたこともあるので、カプ表記だけで判断せず冷静に作風を見たほうがいいなと考えるようになりました。でも、絶対に許せないという人の気持ちも分かります。

    私は昔しか知らないので現在のことは分かりませんが、女性が描く男女カプは奇抜な内容のものは少なかったので、それに比べるとBLの解釈違いは亀裂を生みやすいかもしれませんね。
    だからこそ、同人サイトのサーチではカテゴリが分かれているし、イベントのスペースも分けて配置されているのですが、まったくツイッターときたら…という感じです。

  3. 匿名 より:

    自分にとって逆カプの方でも、結局最後は人間同士の交流だから、多様性を認めあい、違いを楽しむ、解釈の発見をしあうと仲良くなれるんだなぁと、思いました。興味深い記事をありがとうございます。

  4. ヒロコ1号 より:

    >匿名さん
    こんにちは。絶対に逆カプは無理な人もたくさんいると思いますが、そうではない人となら交流する機会も結構ありました。違う解釈でもモノによって受け入れられる場合もあれば、どうあがいても地雷な場合もあります。カプの垣根を越えて交流できるかどうかは本当にケースバイケースなので、相手の嗜好をよく見てから声をかけるといいと思います。

  5. ろんロン より:

    ヒロコ1号さん、初めまして。ろんロンと申します。

    今回の地雷についての記事、興味深く読ませて頂きました。
    数ヶ月前に自業自得で地雷の逆カプ小説を読み、思うことがあったためコメントさせていただきます。

    私には現在ハマっているABというBLカプがあります。
    左右固定派で読み専の為、今までほかの方が書かれたAB作品を閲覧してました。

    私がそのカプの好きな点は、Aはクールであまり他人に深入りしないのに、Bとは基本一緒にいて、スキンシップを図っているところと、Bの親しみやすく、穏やかな性格と、Aを尊敬していて、相思相愛に見えるところです。

    しかし、解釈違いというものだと思いますが、ほかの方の作品では、Aは原作に近い性格でも、Bがバカで生意気だったり、すぐ嫉妬する面倒くさい女のような性格だったりと、自分のイメージと違い、萌える!と思う話が少なく感じていました。感想を送るほど好きな作品もありましたが。

    そんな時、魔が差して、解釈が一緒なら逆もいけるかもと、とある方の逆カプの小説を興味本位で検索し、見つけました。

    しかしその内容は、些細なことでBがAにキレて外出し、酔っ払って帰ってきたと思ったら、Aをレ◯プまがいのことをする、Aは自分が悪いと思って抵抗もしないというものでした。
    ほかにも、Aは聖母のように優しいのに、Bは年齢操作によってただのエ◯オヤジであったり、計算高かったりして「これ…誰?」と思いました。

    その話を書いた方は無意識かもしれませんが、話の概要欄にも、Aは『さん』付けなのに、Bはたまに呼び捨てだったりと、A贔屓なのかと感じました。
    愛が偏るのは仕方ないですが、BAが好きと書いているが、好きなのはAだけで、Bのことを都合よく改悪し、蔑ろにている、原作読んだ?と言いたくなりました。

    今まで、いい話だ思う作品に感想を送っていましたが、初めてクレームの感想を送ろうかと考えました。
    しかし、冷静になると、この話を書いた人にクレームをつけたところで、せいぜい話を削除するか、どちらの解釈が正しいかなどの不毛な争いをするくらいで、自分の不快な気持ちは消えず、さらに面倒なことになるだけではと思いました。

    それなら、いっそのこと人の作品に文句ばかり言ってないで、自分好みの作品を私自身が書けばいいではないかと気持ちがシフトしていきました。
    結局、クレームは送らず、今は試行錯誤しつつ小説を書いています。

    同人の女×男にハマったことはまだありませんが、BLだけが逆カプに対してピリピリしているのは、逆になることで、自分が考えているそのキャラのイメージと真逆の人物になってしまうからではないかと思います。

    女の子は内向的な子が積極的になっても、可愛いなと思うだけですが、BLで攻めと受けが変わると、性格だけでなく、人格も変わることが推しカプ以外でも多々ある気がします。
    やはり、好きなキャラが都合よく扱われるというのは、あまりいいものではないから争いが起きるのかなと考えました。

    乱文失礼しました。これからも更新楽しみにしています。

    追伸。ヒロコさんの記事をみて、くまのプーさん展に行きました。情報ありがとうございました。

  6. ヒロコ1号 より:

    >ろんロンさん
    はじめまして。受け攻め両方のキャラ解釈が本当に自分と近ければ、逆カプでも読めるという話をたまに聞きますが、実際はそういう作品に出会える確率はとても低いと思います。
    大抵の場合は、良い作品に出会う前に地雷ばかり踏んで力尽きてしまいそうです。

    私は地雷を踏んで実際にクレームを言ったことが何度かありますが、おっしゃる通り、クレームを言っても自分の不快な気持ちは消えないし、決して良い結果にはなりませんでした。
    ろんロンさんのように、読み専だったのに自分で書こうと決意されたのは立派なことです。

    BL独特のピリピリした空気は、現役時代は何も疑問に思っていませんでしたが、同人をやめてからは不思議に感じています。とは言え、男性向や百合の人が言う「左右なんてどうでもいいだろ」にもさすがに同意しづらいです。キャラ解釈だけでなく「攻め受けの役割にどこまでこだわるか」も人それぞれなので、そりゃ完全一致する人なんているわけがありません。

    展覧会の記事も気まぐれ更新&自己満足な感じですが、お役に立てたのなら良かったです。
    くまのプーさん展は、原作とディズニー版の解釈違いの件が興味深かったです。