同人活動の思い出/【悲報】私の腐女子の魂、40くらいで死ぬ

「三つ子の魂百まで」という言葉とはまたニュアンスが違うかもしれませんが、BLに萌えられる性質というのは基本的に「生まれつき持っているもの」だと、私は考えていました。

私は、生まれて初めてBLを見た時も驚かずに普通に受け入れ、自分でも好きなカプを見つけて二次創作をし、同人現役時代の6~7割くらいはBLを描いて過ごしました。
なので間違いなく自分は腐だと思っていたし、死ぬまでそうなのだと覚悟を決めていました。

以前にこんな記事も書きましたが、BLを描いていたのなら、やはり腐と言えるでしょう。

「腐女子」とは、男性キャラ同士の恋愛描写(BL)が好きな人のことです。オタクだけどBLは苦手という女性もいるので、そういう人を腐女子と呼ばないようにご注意ください。 自分でBL漫画や小説をかいて...

商業BLには興味が無くて二次創作BL専門でしたが、BLには長年お世話になりました。

ですが、2016年1月に最後のイベント参加をして同人を引退し、現在は2019年…
一般の人と比べれば充分オタクではありますが、BLへの興味はほぼ無くなりつつあります。
それどころか、いかにもな非公式BLには嫌悪感すら感じるようになってしまいました。

これは年齢のせいでしょうか? いいえ、私より年上でも元気に腐っている人はいます。
ツイッターで疲れたせいでしょうか? いいえ、それならBL以外も受け付けなくなるはずです。

二次創作熱は消えましたが、男女カプや友情モノは昔と同じように好意的な目で見られます。
ですが、濃厚なBLには違和感を感じるようになり、特にエロは無理になってきつつあります。
自分が昔描いた原稿を見てもダメージを負うし、今や過去の自分が一番の地雷作家です。

商業BLや公式でBL設定のカップリングは、もともと手を出したことがありませんし、今でも可もなく不可もなくという感じです。でも公式でホモではないキャラの二次創作BLは、かなり見るのがつらくなってしまいました。ハマっていた時はいろいろと理由をつけてBL妄想をしていたけど、今では何故そんなことをしたのか不思議でなりません。

私は同人を引退しましたし、BLが好きじゃなくなっても困ることはありません。
好きじゃなくなっても元腐ではあるので、BL好きの人の気持ちも理屈では理解できます。

でも、100まで続くと思っていたことが40くらいで終わったことに対しては絶望しています。
生まれつき持っていた性質ではなかったのでしょうか?これからどう生きましょうか?

永遠なんて、2次元にしか無かった!( ゚д゚)

と、今はこんな心境ですが、被害者ヅラをすることは、私には許されていないのです。
自分でも非公式BLを描き、解釈違いの人を攻撃しまくり、暴虐の限りを尽くした私が「よく考えたら非公式BL自体がキモイわ」なんて言えば、もう道端で刺されても文句は言えません。

現役時代に私が傷付けてきた多くの人たちのことを思うと、たとえ現在そう考えていても、大きな声では言えないのです。まさかこんなことになるとは予想もしていませんでした。

もしかしたら、忘れた頃にいきなりBL熱がよみがえる可能性もあるのかもしれませんが、それはそれでまた今の平穏を手放すことになるので、今の私がそれを喜べるかと言うと正直微妙です。
それに、心配しなくてもそんな気配は今のところまったくありません。何とも言えない気分です。

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コメント

  1. ささみ より:

    はじめまして。いつも楽しくブログを拝見しております。
    私も長年、腐女子をやっておりましたがここ最近はなぜかBLに興味がなくなりました。
    あんなに「命の次に大切なものはBL!」くらいの勢いだったのですが不思議です。
    恐らくはSNSのいわゆる声がデカイ一部の過激派な腐女子のせいだと思いますが…。
    キャラ単体や男女カプは好きなのでツイッターを辞めて同人自体はマイペースでやっております。
    こういうこともあるもんなんだな、と自分でも思っていたところにヒロコさんのこの記事をみて思わず書き込みしてしまいました。
    オタク人生もいろいろあるものですね。

  2. ヒロコ1号 より:

    >ささみさん
    はじめまして。訪問ありがとうございます。
    たぶん多くの人がそうだと思うのですが、BLにハマっていた頃は、これに冷める時が来るなんて考えられませんでした。絶対に一生続くものだと思っていました。

    男女カプにも過激派はいますが、同人の世界では腐女子のほうが数が多いので、SNSで嫌な思いをするのもBL関連のことである確率が高いです。
    あとBL二次創作は、男女カプやカプ無しの作品よりも「原作を妄想で捻じ曲げている」感が強いと思うので、同人の世界から離れると余計に違和感があるのかもしれません。

    正直、あまり自慢できる趣味ではありませんでしたが、目が覚めてしまうと何とも言えない寂しさがあります。昔は萌えていたものも、今見ると真顔になってしまうのがツライです。
    オタク自体を完全にやめることは無いと思いますが、この先どうなるかという感じです。

  3. ゆかじゃん より:

    はじめまして。初めて書き込みさせて頂きます。
    半月ほど前にこちらにお邪魔するようになって、同人(引退)関係の記事を興味深く読み漁らせて頂いておりました。
    私もBLがいけるタイプのオタクだったのに、今では嫌悪感すら抱いてしまうタイプの元腐女です。
    SNSで嫌なことはなかったですが(むしろBLの人とは繋がっていなくて、男女カプ、それも女性キャラのファンの人の方が解釈などにはうるさいイメージがあります)、
    私自身は今、シンプルに「原作、尊い。」と思うようになったのかなと自分では思っています。
    例えばスポーツ系の漫画だったり、命を懸けて戦っている系でも同じですが「自分に誇りを持ったキャラ同士がこんなに必死に意地の張り合いをしてるのに、BLなんて、しかもエロだなんて、あーた、何を言ってんの……??」と気づいたというか、誤解を恐れずに言えば目が醒めたと言いますか。

    レスコメントから抜粋させて頂くことおゆるしください。
    「原作を妄想で捻じ曲げている」というのがもう…そのままですね。キツイです。
    原作で絡んだこともない無理矢理ねつ造の男女カプもキツイですが、さておき。私自身はBLに滾っている時は原作の事をないがしろにしていたように思います。…と、反省しても仕方がないですが、もうこれからは素晴らしい創作は受け取るだけ!それで敬意を表したいです。
    その反面、BL向け(BL媚び)をしてるんじゃないか?と思う・自分にはそう思える界隈は「ザマアミロだ」と思うのですが、自分のいう「素晴らしい創作」と「BL媚びしてるやつ」をどう分けるか?は自分のさじ加減です。その境は私も人間なので(?)不完全なものです。
    それでももう私はBLを見ないし、二次創作もしません。エソラゴトのとなり(このタイトルは秀逸だと思いました)にお邪魔したことも良いきっかけになりました。この場を借りて御礼申し上げます。

  4. 匿名 より:

    二次創作物は男女であろうと同性同士であろうと全て捏造です。
    そこにBLだから邪道のような言い方をされると
    ジャンル移動者の砂掛けのようで気分が悪いです。
    ご自身が興味を失ったという話に、腐女子を
    貶める発言を加える必要はありましたか?

  5. ゆかじゃん より:

    横からですが、対岸からどうしようも出来ない火事を眺めるような気持ちで書き込みさせて頂きます。(私の心はそういう域にあるんだなぁ…としみじみ)

    例えるなら、「ずっとそばにいてくれると思っていたペットが急にいなくなった、けれどそれを寂しいと思わない自分がいる、不思議だ。」
    このようなお気持ちじゃないでしょうか。
    (あくまで私が記事を読解して推し量ったヒロコ1号さんのお心です。実際は違うかもしれないし、私の嫌悪感の件になると本当にズレてきます。
    人の数だけ萌えや萎えや好悪があると思って然るべきかと思います。)
    匿名さんが今現在二次創作BLにガッツリはまられているのなら不毛な論争にしかならないはずです。

  6. ヒロコ1号 より:

    >ゆかじゃんさん
    はじめまして。私の場合、同人から離れて二次創作全般への興味もどんどん薄れているのですが、BLには特に違和感を感じるようになってしまったので、それもまた不思議です。

    原作で接点の無い男女カプについては、同人人口全体の中では数が少なすぎて見る機会も稀ですし、私自身がその界隈で地雷を踏んだ経験が無いので、あまり眼中にありません。
    人によっては、BLよりもそちらのほうが気になる人もいるでしょうね。

    公式が腐媚びをしているかどうかは、それこそ公式の中の人にしか分かりません。
    見た人が「腐に媚びている感じがして嫌だ」と思えば、公式側がどう思っていようとそういう評価になってしまうので、そこは自分の感覚で判断して良いと思います。

    私としては、同人もBLもずっと楽しんでいたかったです。
    公式も「普通に楽しむ」ことしかできず、昔のような「大ハマリ」はできなくなりました。
    これまでずっと生きがいにしていたものが次々に無くなっていくのは怖いのですが、だからと言って取り戻したいと強く思うわけでもありません。ペットの例えはかなり近いです。

    このブログは大きな楽しみを失って心が死んだ人のブログなので(元気ならこんなことしてないで同人を続けてます)ポジティブなことを発信するのは難しいのですが、読んで何か得られたものがあったのなら幸いです。

  7. ヒロコ1号 より:

    >匿名さん
    そもそも「腐女子」という言葉自体が蔑称で、BL好きの人が自虐の意味で使いだした言葉だと私は解釈しています。古い腐女子は、BL好きなことを自分でも邪道だと思っている人が多かったので、攻撃される前に自分から「私は腐っている」と言って予防線を張っていました。
    自分にとっては大事な趣味ですが、人からは気持ち悪がられても仕方ないと思っていました。

    私も古い腐女子なのでそのような考え方で、その上で自分がBLに冷めてしまったので「昔必死になっていた気持ちは何だったのか?」と思いこの記事を書きましたが、そういう自虐ノリは今の時代には合わないかもしれませんね。不快に思われたなら申し訳なく思います。

  8. 今回は匿名希望 より:

    ヒロコ1号さん、こんにちは。記事を興味深く拝見しております。
    自分の場合は、なのですが、私は元々同性愛表現の文学や芸術作品を、ひとつの表現と受け取って鑑賞しており、大人になってから漫画・アニメ等の二次創作の世界を知ったとき、「BL」もそういった表現の一種として受け入れた気がします。だから、根っからの「腐女子」タイプとは異なるかもしれません。
    原作のキャラクター同士が精神的な深いつながりのあることが前提で、色々なパラレルのひとつとして、同性愛関係になるというのも、自分には「あり」だと思えたし、そこにエロティックな部分が加わっても、表現が素敵だったり好みだったりする書き手さんの作品はとても好きになったものでした。
    だから、「BLだからねつ造」とはあまり考えたことはないのですが(自分自身が、同性愛ではないけど異性愛者でもないので、同性愛関係イコールねつ造・邪道という考え方ができないのもあります)、それでも「冷めてしまった」とき、嫌悪感を覚えてしまう気持ちも分かるように思います。
    中には「萌えている最中だからこそ熱くなっているのでそう思える・見えている」というものも当然ありますものね。
    今回は記事含めコメント欄を興味深く読ませていただきました。それで、自分の場合は特殊ですが、こういう見かたをしている者もいますよ、と参考までにちょっと書かせていただきました。人は本当に色々な捉え方がありますね。それでは失礼しました。

  9. ヒロコ1号 より:

    >今回は匿名希望さん
    こんにちは。私はBLについては、二次創作BLの世界しか詳しく知りません。
    しかも「こいつらはアヤシイ!できてる!」「このカプのエロ本くれ!」みたいな、今であればツイッターに溢れているようなノリの萌え方しか経験したことがありません。

    なので、典型的なパロディ同人誌以外の文学や芸術作品における同性愛表現にはあまり馴染みがありませんし、現実世界の同性愛とBL同人はまったくの別物と考えています。

    あと、昔は今みたいにネットで多くの作品を見られなかったので、BL二次創作もほとんど相思相愛で無難な内容のものしか目に入らなかった記憶がありますが、今はネットのおかげで色々な嗜好があることが分かりました。愛情は一切無いエロや輪姦モノも普通に目に入ります。

    それがオリジナル作品ならいいのですが、原作で恋人や妻がいるキャラでそのような内容を描かれたり、原作で友達のキャラ同士がレイプや特殊なプレイをしているのを見るのは、今の私には厳しくなってきました。現役時代のテンションなら「それもアリ!」だったのですが。

    私はBLと言えばそういうノリの世界しか知りませんし、BL好きな知人も「これはひどい!でも自分は萌えるから描く!」と、すべてを承知の上で活動している人が多かったです。
    私自身もそういう気持ちで楽しく活動していました。できれば冷めたくなかったです。

  10. さちえ より:

    ぶっちゃけ二次創作のBLやエロは原作に対する侮辱以外の何物でもないと思っています。
    そう思っていても、初老を迎えた歳で二次創作BLに再燃する私のような輩もいるわけで…。
    まぁ、腐女子とはなんとも罪深い生き物です。
    でも、やっぱり楽しいんですよね。いずれはこの人に言えない密やかな趣味にも冷める時が来ると思うと寂しいですけど。

  11. ヒロコ1号 より:

    >さちえさん
    こんにちは。昔はBL趣味はまさに「人には言えない罪深い趣味」という感覚でしたよね。
    自分でもヤバイと思っていても萌えてしまう、そのことにとてもドキドキしていました。

    今はオタクへの世間の風当たりが昔よりも弱くなり、腐女子も市民権を得てしまった感じがして不思議な気分です。「腐女子」なんて、どう見ても良い意味の言葉ではないのですが。
    でも冷めるのは寂しいものです。さちえさんが末永くBLを楽しめるよう祈っています。

  12. 匿名希望 より:

    こんにちは。私もBLがあまり受けつけなくなってきた者です。嫌いとはまた違った感情なので否定はしませんが。
    BLを初めて見たときは、ヒロコさんと同じく驚くことなく受け入れられたので自分は一生腐女子だ!と思っていました。熱中できなくなるなんて想像すらしていませんでした。
     
    しかし、最近はBLに昔ほどときめかなくなりました。特にエロは無理になりつつあります。一般の人と比べるとオタクではありますし、NLや夢は好きなのですが。友情モノや兄弟愛、師弟関係は純粋に素敵だなと思うけれど、それを恋愛関係にしてしまうのはどうなんだろう….と昔の自分を棚に上げてそう感じてしまいます。
    単に嗜好が変わったのもあるかもしれませんが、SNSで腐女子の暴走を目の当たりにしてきたのもひとつの要因かもしれません。
    昨今は腐女子の質が随分と下がったように思えます。同人はBLが多数を占めているのでどうしても目についてしまうといいますか。もちろん夢ジャンルでも節度のない人もいますが、話題になるのはなぜかBL関連ばかりのような気がします。
    何かを好きになるのって素晴らしいことのはずなのに、なんだか複雑です。

  13. ヒロコ1号 より:

    >匿名希望さん
    こんにちは。私も「嫌いになった」というよりは「ときめかなくなった」という表現が正しいです。ときめいていた頃の気持ちは頭では覚えているので、完全に嫌いになることもできないという複雑な心境です。同じ状態の人が他にもいると分かって安心しています。

    SNSが無かった頃も暴走する人はいましたが、それは基本的に関係者以外に知られることはなかったんですよね。今の暴走はSNSで拡散されて、他ジャンルどころか腐と関係ない人にまで迷惑をかけまくるので、その光景を見て冷めてしまう人がいても仕方がありません。

    私が昔出会ってきた夢好きの人たちは、夢が好き嫌いの分かれるものだと自覚していて、あまり強く自己主張せず淡々と作品を発表する人が多かったように思います。BLもたいがい「好き嫌いの分かれるもの」のはずなのですが、女性向同人ではBLが最もメジャーな嗜好です。
    だからこそ、部外者から悪く思われないように気を付けたほうが良いのですけどね。

  14. 匿名 より:

    はじめまして。興味深く記事を読ませて頂きました。
    私は五年ほど前からcpにハマるということができなくなり、寂しく思っています。
    原作は楽しいし、不思議と二次創作の友情や家族モノには以前より好意的になったのですが、現役時代のようにcpを思って涙するほどの心酔がここ数年ありません。
    あの熱と楽しさはかえってはこないのかなっと絶望感を覚えることすらありますが、ここを読んで同じような方がいらっしゃると知って少しホッとしました。

  15. ヒロコ1号 より:

    >匿名さん
    はじめまして。私も匿名さんと同じで、好きなカプのために必死になるということができなくなりました。原作は普通に楽しんでいますが、一度BL萌えの激しい熱を知ってしまったら、その感情無しで原作を見るのはなんとなく物足りない気分です。もともと腐っていない人からすれば、BL妄想せずに原作を楽しむのは当たり前のことなんでしょうけどね。

    時代が進んで、最近は同人を引退した元腐女子な人も増えてきたので、同じような人もいるかもしれないと思ってこの記事を書きました。ホッとはしますがやはり寂しいものです。

  16. とおりすがり。 より:

    リアルの恋愛や勉強、仕事など、人はハマれるものが欲しいのかも知れませんね。嫌なことを忘れ、生きる理由になれるものを。
    BLにしろ公式男女カプにしろ、そのことばかりしか考えられない時は、世間から見て正しい正しくないは、妄想している本人にとって関係なくなっていると思います。
    その熱が覚めた時、ふと、私はBLで原作をねじ曲げてしまったとか、公式以外は悪!と原作厨になり、頭の中が、自分の中の楽しい妄想よりも外部に意識がいってしまった状態になるのではないでしょうか?
    熱も妄想も無限のようでいて限りがあります。また、リアルの状況によって妄想できたりできなかったり。その時は一旦離れるのがいいかもしれませんね。

  17. ヒロコ1号 より:

    >とおりすがり。さん
    こんばんは。私は物心ついた頃から2次元作品にハマっていたオタクでしたので、人にはハマれるものが必要なんだということを、ハマれるものを無くしてから初めて気付きました。
    原作厨ならそれはそれで、原作を愛する熱い思いがあるから良いと思います。
    今の私は、原作にも昔ほど夢中にはなれず、二次創作への興味も薄れた状態です。

    それでもなんとか「普通に好き」と思う気持ちくらいは手放すまいと頑張っています。
    熱も妄想も他人事のようになり、こんな感覚は一生知らずにいたかったです。