生誕120年 イスラエル博物館所蔵 ミラクル エッシャー展

「生誕120年 イスラエル博物館所蔵 ミラクル エッシャー展」に行ってきました。
開催会場と期間は以下の通りです。

2018年11月16日(金)~ 2019年1月14日(月・祝) あべのハルカス美術館

チケットに印刷されているのは、1953年に制作された「相対性」という作品です。
同じ空間には存在できない複数の階段を、それぞれ上ったり下りたりしている人達がリトグラフで描かれています。どちらが上でどちらが下なのか分からない不思議な空間です。

相対性という言葉の意味を調べてみましたが、同人をやめてからは脳が抜け落ちたような感覚に陥っている私には結局分かりませんでした。10代の頃なら理解できたはず(´・ω・`)

マウリッツ・コルネリス・エッシャーは、木版、リトグラフ、メゾティントなどの制作で知られるオランダの版画家です。彼の作品は、学生時代に美術の教科書などで見た記憶がありますが、私は何の疑いも無く絵画だと思っていました。

実は「版画」だということを、今回の展覧会で初めて知りました。
えっ…すごくね?( ゚д゚)それだけでもうすごいです。

木版画は小学校の図工の時間に何度か作ったことがありますが、手が滑って彫刻刀が手首付近にぶっ刺さり、廊下に血痕を残しながら保健室に行ったのも良い思い出です。
今の子供達は昭和の子に比べて丁重に守られているので、そんなデンジャラスな授業はもう行われていないのではないかと思います。とにかく版画というのは危険なのです。

エッシャーと言えば錯視を利用したトリックアートが有名で、実際には作ることが不可能な建物や図形とか、平面を次々と変化するパターンで埋め尽くしたものがあります。
これを絵で描くのも複雑で大変だと思うのに、版画だったと知ってさらに驚きました。

エッシャーは、絵画に比べて制限の多い方法である版画を「不自由だからこそ挑戦する」とやり続けたそうです。私だったら、やりにくい方法なんて絶対に嫌なのですごいと思います。

一般的によく知られているトリックアート作品以外にも、普通の風景画や広告などの作品も展示されていました。この辺は学校の教科書には載っていないと思います。
展示されている作品はすべてイスラエル博物館の所蔵品ですが、同館が常設展示にも出していないような秘蔵の作品も多く、日本では初公開のものばかりです。

特に、息子が生まれた時の誕生通知カードはとても可愛い絵で、ただのお父さんじゃねーかと思いました。あんなオシャレな誕生通知カードを作るお父さんとかステキすぎます。

今回の展覧会は、イスラエル博物館の世界巡回展の一部に組み込まれていて、日本ではこのあと福岡と愛媛でも開かれる予定です。詳細は公式サイトでご確認ください。

展覧会公式サイト→ ミラクル エッシャー展 公式ホームページ

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