ローソンの「チーズとチーズホイップのもっちりとした生どら焼」です。
私は、どら焼と言えば真っ先に「ドラえもん」を思い浮かべるのですが(これが昭和の人間の共通認識かどうかは不明です)ドラえもん的には、あんこ以外のどら焼はアリなのでしょうか?
あんこに生クリームを加えた「生どら」は1985年に登場し、当時小学生だった私はとても驚き感動しました。まだ「どら焼はあんこ」という固定観念があった時代の話です。
生どらが登場してからは、チョコレートやジャムやフルーツなど、あんこ要素がまったく無いどら焼も出てきました。調べてみると、どら焼は形が打楽器の銅鑼(どら)に似ているから「どら焼」と呼ぶ説が有力らしいので、重要なのは形であって、中身はあんこじゃなくても良いみたいです。
今回はチーズのどら焼です。昔と比べておそろしくハイカラになったものです。
白いクリームは生クリームではなく、kiriのクリームチーズを使用したチーズホイップです。
そして、思いっきりチーズに見える部分は、見た目通りチーズペーストです。
生地のほうは甘くてモチモチしていますが、クリームのほうはチーズなので少し塩気があります。
想像していたよりチーズ感が強くて濃厚で、食べごたえがありました。
イメージ的にカロリーが高そうに感じるのですが、意外と低い186kcalでした。
昭和時代には無かった新しいどら焼を、またひとつ知ってしまいました。
ですが、ドラえもんに出てくるどら焼は、昔ながらのあんこのどら焼のはずです。
ドラえもんがあんこ以外のどら焼も認めているかどうかは、すでに原作者様が亡くなっているので知りようがありませんが、もしかしたら私の知らない所で言及されているのかもしれません。
今のバラエティに富んだどら焼たちを見て、ふとそんなことを考えました。