同人活動の思い出/同人は少数派でも頑張るものだと思っていたけど、限度もあるらしいと知らされた話

1つのジャンルの中には、いろんなカップリングが存在します。メジャーなものからマイナーなものまで、多くのカップリングが集まって1つのジャンルを形作っています。

ですが中には、1つのカップリングだけが9割以上を占めているジャンルもあります。
私も昔、某ジャンルでそんな状態を経験したことがあります。

そもそも主要キャラが少ない場合はそれも仕方ないのですが、私がいた某ジャンルは、他にもたくさんキャラがいてカップルにできる設定もあるのに、なぜか1つのカップリングだけに作り手も読者も集中していました。たまたまそうなってしまったとは言え「このジャンルならこのカプが好きで当たり前だよね!」的な空気は、正直少し異常でした。

私自身はと言うと、その多数派カプも嫌いではなかったけど、他のカプも好きだったので、そのジャンルでは特に1つのカプに絞らずにいろんなものを描いていました。
なので、ジャンル内では少しだけ異端な存在だったと思います。

そのジャンルにいた間は「多数派カプだけを描いてほしい」というメッセージも貰いましたし「多数派以外のカプを描いてくれるのはあなただけだから嬉しい」というメッセージも貰いました。
私は外部からの要望はすべて無視して、ひたすら自分が思いついたネタを描き続けました。

そして、やがて満足して別ジャンルに移動した頃、知り合いからこんな話を聞きました。
実はそのジャンルでは、本当は違うカプが好きでも、多数派カプがあまりにも多数派すぎて言い出せず、周囲に合わせて自分も多数派カプが好きと言っていた人もいたようなのです。

これを聞いた時は本当に驚きました。同人は少数派でも自分の好きなカプを主張するものだと思っていたので、そんなキョロ充みたいな人が同人の世界にも存在するなんてと絶望しました。

とは言え、ジャンル内の9割以上が同じカプで、自分は違うカプが好きという状況では、心が折れてしまう人がいてもおかしくないのかも…いやいや、それでも無いわー( ゚д゚)
確かにSNSが普及してからは、そんな意味不明な人種も多く目につくようになって悲しくなりましたが、SNSが無かった時代でもそういうことがあったのかと思うと今でもツライです。

自分の好きなものがマイナーでも、周囲に流されずに自分の愛を貫いてください。
自分の好きなものがメジャーでも、周囲にマウントを取らずに清らかな心でいてください。

両方を経験した私としては、後者のほうがより難しいと思っています。

自分がたまたまメジャーカプにハマった時は「本当にこのカプが好きでやっているのか?メジャーカプで反応が多く貰えるからやっているのではないか?」という問答が常に脳内で行われてました。
マイナー好きになったほうが気楽だし、堂々としていられました。

だから、多数派に合わせるというのはますますよく分からないのですが、みなさんは後になって後悔しないように、自分が本当に好きなもので活動するのがいいと思います。

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コメント

  1. 葉っぱ より:

    ヒロコ1号さん、こんばんは。
    自分は、「キャラが少なくて特定のCPがほぼ全体を占めているジャンル」と、「キャラは多いのに特定のCPが九割占めているジャンル」どちらも経験があるので、すごく読んでいて分かります。
    前者のジャンルで知り合った人に、「本当はB×Aが好きだけど、ジャンル内でA×Bが流行ってるからこっち描いてる」と言われてぎょっとしたことがあります。
    (そのジャンルは逆CPすらほとんど存在しないAB一強ジャンルでした。)
    その中で流れに逆らうのは勇気がいるのかもしれませんが、私も「ないわー」と思ったものです。
    その人はABに擬態したBAを混ぜた作風に変わっていきましたが、見る側にとっては迷惑だったとも思います(自分は交流も断ったので実害はありませんでしたが)。
    また、後者(キャラ数が多いのに特定CPが九割)のジャンルでは、
    多数派CPが自分にとって対抗CPの位置にあたり、マイナーである自CPのほうが原作内での関係が強いにも関わらず、
    「そっちもありですね~」という多数派CPを前提にしたコメントをもらった時などは、上から目線を感じてしまってイラっときたものでした。
    周囲がどうあろうと我が道を貫いていると、少数派であっても声をかけてくれる人は一定数現れるので、自分の好きなものを書くのが一番ですね。

  2. 匿名I より:

    ヒロコ1号さん、こんにちは。

    私もマイナーなCPを描いてます。
    ツイッターでCPを検索すると、何人か好きな人もいるようなんですが、「同志が増えない。何で。増えない。」と呟くだけで、作品を作ったり手を動かさない人達ばかりです。そりゃ増えないだろうと…(汗。
    私からすれば別に増えなくてもいいんじゃないかなとか思うのですが。

    メジャーなジャンル、CPは好きになったことがありません。ですが、好きになったときのために、この記事の事を覚えておこうと思います。
    同人活動、気楽に、だけど、奢らず、ですね!

  3. ヒロコ1号 より:

    >葉っぱさん
    こんばんは。私の知り合いはマイナーどころかオンリーワンカプで長く活動していた人も何人かいたので、そんなことで他人に合わせてしまう人がいることにショックを受けました。

    今回私が話題にしたジャンルでも、最初は違うカプで活動していたのに、ある日突然「多数派カプもいいですよね!」と言い出して、多数派カプも並行して描くようになり、そのうち多数派カプが中心になった人がいました。当時はただ気が変わっただけだと思っていましたが、今思うとその人も多数派の空気に負けてしまったのかもしれません。

    でも、もしその人が反応目当てでカプを変えたのだとしたら、多数派カプにはすでに上手い人がたくさんいて、失礼ながらその人には上手いグループに入れる実力はありませんでした。
    最初のカプを続けていれば同志が見つかったかもしれないのに、多数派カプに移ったことでただ埋もれただけになってしまったとしたら、他人事ながら残念です。

    多数派の逆カプや対抗カプにハマってしまうとさらに大変ですが、それでも自分の好きなものを曲げる理由にはなりませんよね。少数派は少数派なりに仲間を作れますし、オンリーワンでもしっかりと作品を作っていれば、興味を持ってくれる人は現れるものです。

    二次創作同人なんていろいろとリスクを背負ってやるのだから、自分が本当に好きなものを描かないと損だと思うのですが、昔から違う考えの人もいたのだと知った出来事でした。

  4. ヒロコ1号 より:

    >匿名Iさん
    こんにちは。「同志が増えない」と嘆くだけで行動しない人たちは昔からいましたけど、よく考えてみれば「同志を増やすために行動する」というのも変な話です。

    おっしゃる通り「別に増えなくてもいい」のです。
    創作意欲がある人は、自分の嗜好がマイナーかどうかとか、自分の作品で同志が増えるかを少しは気にしていたとしても、それ以上に「描きたい」という強い気持ちを持っています。
    好きなら描けばいいし、手を動かすほどの情熱は無いのなら黙っていればいいのです。

    個人的に、ツイッターで呟いているだけの人は、正直そこまで本気でそのカプが好きなわけではないと思います。わざとマイナーなものを取り上げて「自分は孤独」アピールをしたいだけだと考えてしまうのは、さすがに穿ちすぎでしょうか(・∀・)

  5. 匿名H より:

    初めまして。いつも記事を拝見しています。
    現在、あるジャンルで小説を書いています。結果的にメジャーCPのABにハマリました。交流が苦手なので黙々と書いてます。
    少し前にツイッターを見た時に、BAみたいなABが好き、逆CPを受け入れてこそ愛があるという呟きをしている人達を見ました。でもそう呟いた人達はどう見てもABにしか見えないような作品を作っていて意味が分かりませんでした。
    この矛盾に気持ち悪く感じてしまい、それ以降ツイッターは見なくなりました。
    この記事を読んで、もしかして、あの人達、本当はBAが好きなのではと思ってしまいました。ただの個人の嗜好で本当にABが好きだったのかもしれませんが。

    ヒロコ1号さんが仰っていたように、メジャーCPにハマると「本当に自分はこのCPが好きなの? 評価が欲しいだけなんじゃないの?」と自問自答することがあります。
    私はABが間違いなく好きだと思っているのに、時折そう思ってしまいます。マイナージャンル、CPにハマった時には無かった気持ちです。自問自答する度に疲れてしまいます。
    それでも自分が好きだと思えないと意味が無いと思って、自分の好きなように書いています。
    結局、多数派とか少数派とかではなくて自分の好きなように書くのが一番いいなと実感しました。

  6. ヒロコ1号 より:

    >匿名Hさん
    はじめまして。訪問とコメントありがとうございます。

    受け攻め固定派でも、逆カプも有りと考えるのも、それこそ自由なはずですが、時々「逆カプも好きなほうが愛が深い」と主張する人たちがいますね。私はどちらかと言うと受け攻め固定派だったので、大変鬱陶しかったです。ABに見えるかBAに見えるかというのも人によって解釈が違うので、こればかりは作者本人が言うことを受け入れるしかないと思います。

    ただ、そもそもツイッター上の呟きという時点で、話半分どころか1割以下な感じで聞き流したほうが良いです。その呟きをした人たちは、きっと次の日にはその内容を忘れています。
    匿名Hさんはその呟きを真面目に受け取ったから気持ち悪く感じたのだと思いますが、呟いた側は「深く考えずにノリで言ってみただけ」だろうと、私はそう考えます。

    メジャーカプは公式でも優遇されることが多いので、メジャーカプを好きになると、まるで全方位から祝福されているような気分になってしまいがちです。
    これについて、何も考えずに喜べる人もいますが、マイナーカプの経験もあって「多数派が偉いわけじゃない」と考えることができる人は、悩んでしまうこともあると思います。

    交流していない場合はかなりマシですが、それでも書き手として活動しているなら、窮屈なこともあるかと思います。とにかく好きなものを見失わないように活動してください。

  7. 名前 より:

    こんにちは。
    周囲にあわせて同人をやる方が昔からもいたことに驚きました。
    私は交流が上手じゃなく体感できなかったのですが
    共同でやる楽しさを知ってる人が毎日お祭りをやってたような気がします。
    連日んオお祭りが飽きない様にジャンル内で別の事をしてたり変わってる1人をターゲットにして
    集団で意地悪とかしてたのかなあとか辞めた今ではそんなことを思いました。

    私もどちらかというと固定なので
    ABAが好きじゃないってキャラに愛がないんじゃないの?という言葉に
    何それ~!?とイライラしてたりするひとりです。
    でもそういう人たちはイジメのターゲットにならないように
    あえてどっちつかずだったのかな?とか
    距離を置くことでそういう事をちょっと思う余裕ができました。
    固定ですよと書いてるのに勧誘(?)とかしてくるのは今でも謎です。

  8. ヒロコ1号 より:

    >名前さん
    こんにちは。私もこのことを知った時は本当に驚きました。集まって騒ぎたいだけなら同人以外の趣味でもいいだろうに、なぜわざわざ同人の世界に入ってくるのか疑問です。

    私は少数派だからという理由でいじめられたことは無いので、そんな話は都市伝説のように思えます。多数派なら単純に人が多いから感想をもらえて、少数派なら飢えている人が私みたいなヘタクソにも感想をくれるという感じで、どちらでもそれなりに楽しく活動できました。

    逆カプやリバは、本当にそれが好きな人もいれば、どちらからもハブられたくない(両方と交流したい)から両方好きと言ってる人もいます。外から見ただけでは判定が難しいです。
    私は自分と同じ固定の人か、逆リバ好きでも固定をバカにしない人と交流していました。

    他人がどういう意図で行動しているかは、どう頑張っても分からないものです。
    ただ、プロフィールに書いてあることについては、その通りに行動してほしいですよね。
    矛盾した言動をする人にたくさん遭遇すると、誰も信じたくなくなりますからね。

  9. 匿名H より:

    ヒロコ1号さん、こんばんは。返信ありがとうございます。
    返信を読んで、自分は真に受けてしまったのかとはっとしました。そしてノリで言っているだけなら意味なんて無いと思えました。それなら他にも色々と変なことを言っていたことも納得しました。(日常の愚痴、評価してほしい、Bに自己投影していることを匂わせる発言etc.)
    ツイッターの数行を見ただけで目に入ってしまい、今まで感じたことの無い拒否反応が出てしまいました。真に受けた私が馬鹿でした。
    ただ冷静になると気持ち悪いと言ったのは言いすぎたなと思いました。私の作品だって誰かに気持ち悪いと思われているかもしれないのに。
    あと人によって解釈が違うことを主観的に考えてしまったことに気づけました。ABに見えたのも作品の表記にABとしか書いてなかったからです。作者がABというならABだと痛感しました。

    多数派だからと言っても全員に好かれるなんてあり得ないと思っています。間違いなく苦手だと思っている人達もいると考えています。だからこそ同じAB好きで反感を買うようなことを言っている人達にモヤモヤしてしまいました。

    でも、ノリで言っている人に深い意味は無いし悩んでも無駄と思えました。だいぶ気持ちが楽になり穏やかにジャンルやABを好きと思えそうです。マイペースに書きたい時に好きなものを書いていきます。
    ヒロコ1号さんのおかげです。本当にありがとうございました。長々と失礼しました。

  10. ヒロコ1号 より:

    >匿名Hさん
    こんばんは。私もツイッターをやっていた頃は、みんなの呟きを全部真面目に受け止めてボロボロになっていましたが、後になって相手はそこまで真剣に考えていなかったと気付いたらバカバカしくなりました。人間なので日によって気分が違ったり、機嫌が悪い時もあるかもしれませんが、それでもネット上に書き込む言葉にはもう少し責任を持って欲しいものです。

    私は古いオタクなので「自分と同じ趣味の人が不誠実な発言なんてするわけがない」という思い込みがあったような気がします。悲しいことですが「同じオタクでも信用できない人や受け付けない人もいる」ということを認めれば、苦しまなくて済みます。

    同カプの人の変な振る舞いのせいでカプのイメージが悪くなるという心配も、昔ならそういうこともありましたが、今は放っておいてもいいと思います。昔は同人活動なんてする人はとても濃いオタクで、ジャンルへの思い入れもみんな同じくらい深いという認識でしたが、今は軽い気持ちでたいして思い入れも無いカプを好きと呟いている人も多いです。

    匿名Hさん以外にも、ツイッターで同じような不快感を感じて苦しんでいる人はいます。
    考え方を変えてラクになれるよう密かに祈っています。活動がんばってください。