同人活動の思い出/原作に触れたことがないジャンルで二次創作をすることについて

大昔から何度も繰り返されている話題ではありますが、原作を読んでいなかったり、原作がゲームなら未プレイの状態で二次創作をすることについて、みなさんはどう思いますか?

私は1995年~2000年あたりの頃に、格闘ゲームジャンルにハマって同人活動をしていました。
当時の格闘ゲームは同人ジャンルとしても人気がありましたが、RPGなどと比べると誰でも簡単にクリアできるものではありませんでした。

ストーリーを見るためにはある程度ゲームの腕前を上げなければならず、アーケード版はもちろんのこと、家庭用ソフトがあっても自力でクリアできる人は限られていました。

それでも、キャラには女性ファンも多く付いていて、BL本やエロ本が氾濫していたので、実はなかなかエアプ率の高いジャンルだったのかもしれません。

私は、原作に触れずに二次創作をするなどという器用なことはできない人間なので、反射神経ゼロにもかかわらず、キャラに惚れた弱みで必死に格闘ゲームを練習しました。
1つの技が出せるようになるまで何日もかかり、手の皮はすりむけましたが、おかげでゲーセンでも自力でエンディングを見られるほどになり、晴れて堂々と同人活動を始めました。

ですが、中には「ゲームはしていないけど本は作っています」と公言している人もいました。
当時の私は「同人やるなら公式に金払え」派であり「実際にゲームに触らないとゲームキャラの考察はできない」派だったので、エアプ同人作家を発見したら叩きまくっていました。

今思えば、2000年当時ですら「ゲームをしてないとゲーム同人やっちゃダメなの?」なんて抜かす人がいたわけですから、2018年現在でそのことを議論してもどうにもならないと思います。

同人やるなら公式に金払えというのも、よく考えたら別に公式とそんな契約をしているわけではありません。原作が本当に大好きな人はエアプ同人を残念に思うでしょうが、同人が基本的に「なんでもアリ」なものである限り、この議論は永遠に平行線な気がします。

また、昔の私はエアプ同人を死ぬほど憎んでいて、実際にエアプで描いていた人を吊るし上げたこともありましたが、とても上手くてカッコイイ絵を描く絵師さんが「実はゲームはしたことないんですスミマセン」とおっしゃった時は「大丈夫ですよ!〇〇さんの絵、キャラクターらしさが出ていてステキです!」と言って本を買ったことがあります。

人間は平等ではないのです。「ただしイケメン(神絵師)に限る」の法則は同人の世界にも存在するのです。それでもやはりエアプを全面肯定はできない派なのですが…何事にも例外はあるのです。

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