同人活動の思い出/ジャンルの掛け持ち、するかしないか?

同人活動をしている人の中には、1つのジャンルだけに集中する人もいれば、複数のジャンルに同時に手を出す人もいます。私はと言うと、1つのジャンルにハマっている時は他のことは考えられないタイプだったので、基本的に掛け持ちはしないというかできませんでした。
新しいジャンルにハマるのは、古いジャンルに飽きてからと決まっていました。

今はそうでも無さそうだけど、昔は何となく一途なことが美徳とされていた空気があったように思います。複数のジャンルに浮気をしているよりも、1つのジャンルだけを好きでいる人のほうが、同じジャンルで交流している人や読者も安心できるという風潮がありました。

二次創作は、よほどの神作家でない限りは、作家ではなくジャンルが重要視されます。
ジャンル内でそこそこ人気があった人でも、突然違うジャンルを描きだしたら、それまでの読者はあっという間に離れていくという光景を何度も見てきました。

特に昔の女性向ジャンルは「その人の作品だから」ではなく「そのジャンルの作品だから」読むという人が多数派であり、複数ジャンルを扱っている人は「いつ自分たちにとって興味の無いジャンルへ行ってしまうか分からない」不安定な存在なのです。

Aというジャンルが好きな人にとっては、イベントでAの本とBの本を1冊ずつ出している人よりも、Aの本を2冊出している人のほうが好印象です。
描き手が複数のジャンルを好きになって、それらがたまたま流行ジャンルばかりだと、金目当てかと言われることもあります。これは本当に金目当てな場合もありますが(・∀・)

一見自由な趣味の世界に見える同人活動でも、付き合いやしがらみや、叩き合いや晒しや仲間外れやいじめは存在します。これは人間が人間である限り、決して逃れられません。
大昔の私は「同じ趣味の人となら美しい友情が築ける」と信じていたので、現実を知った時はショックでしたが、それはまあ今となってはどうでもいいことです。

でも実際は「複数ジャンルを扱っている=各ジャンルに対する愛情が薄い」というわけでは決してありません。本人としては、本当に全部大好きだから全部取り扱っているのです。むしろ、1つのジャンルで活動するだけで精一杯だった私のほうが、体力の無い人間かもしれません。

「あのジャンルもこのジャンルも大好き!イベントでは全部のジャンルで新刊を出す!」なんて言ってる超人にはちょっと付いて行けませんでしたし、私は体力的に無理をすることは決して無かったので、マイペースで1つのジャンルに取り組むことしかできませんでした。

今振り返れば「もっと気軽に複数のジャンルを同時に楽しんでも良かったのでは?」なんて思うこともありますが、私は私にできることを楽しんだのだから、これで良かったのだとも思います。

どんなスタイルで活動している人も、他人と比較したり他人の動向を気にしすぎなければ楽しくやれるはずですが、交流に関わってしまうとこれが難しくなるんですよね。

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