同人活動の思い出/ヲチによる大量アクセスなんてのも、今となっては昔の話?

自分のサイトやブログのアクセス数が、ある日突然増えたらどう思いますか?
「バズった!」と喜びますか?それとも「どこかに晒されたのでは?」と心配しますか?

ネットで公開しているからには誰かに見てもらえたほうが良いのだけど、それでも、自分のサイトやブログへのアクセスがすべて好意的なものとは限らないのがこの世の中です。
じゃあ「好意的ではないアクセスって何?」という話をしますと、ちょっと昔に遡ります。

今はSNSが中心で、個人サイトのアクセス数がどうこうという話はあまり聞かなくなりました。
でもSNSが出てくる以前の同人サイトでは、大手でもないのに分不相応にアクセス数が多いところはだいたいヲチ対象になっていることが多かったです。

「ヲチ」とは「ウォッチ」のことで「ネットウォッチング」という行為です。
見ていて痛々しいサイトを晒して、みんなで嘲笑しながら眺めるのです。
5ちゃんねる(旧・2ちゃんねる)にも、それ専用の場所があります。

同人サイトの場合は、通販詐欺やトレパクなどの悪質な行為をしていたり、行き過ぎたキャラ叩きをしていたり、ヘタクソのくせに何故か自信満々だったりすると晒されやすいです。

詐欺などの犯罪行為はもちろんのこと、そのキャラが好きな人も見に来る可能性のあるサイトでキャラを叩くのも、自分の実力を客観的に判断できないのも、すべて「人の気持ちを考えられない」「空気を読めていない」という理由で、見ている人に不快感を与えます。
ヲチをする人(ヲチャー)は、その不快感がクセになってサイトに通うのです。

それは、バカな人を見て「こいつバカだなあ」と見下すのが楽しいという心理かもしれません。
非オタクの人にも分かりやすく言うと、怖いのにホラー映画を見たがったり、ジェットコースターに乗りたがるというような、嫌なのに気になってしまうという心理でしょうか。

私も昔は、本当に好きなサイトは心から更新を楽しみにして通い、ヲチ対象のサイトは「こいつ今日はどんな失言をしてるんだろう?」とニヤニヤしながら通っていました。

ただし、そこで「そんなこと書かないほうがいいよ」と本人に注意してはいけません。
そうしたらサイトが無くなってしまうかもしれないので、ヲチを楽しめなくなります。
本人には気付かれないまま痛い言動を続けてもらって、長く楽しむのがコツです。

…こうやって文章で説明したのは初めてですが、本当に悪趣味な行為ですね(・∀・)

でも確かにこういう世界は存在するのです。
ヲチされているサイトのカウンターは、ヲチが続く限りものすごい勢いで回り続けます。
それで「わーい、アクセスがたくさんだ!」と喜べますか?
炎上商法が好きならそれもいいですし、狙って炎上させられるならそれも才能ですが。

ちなみに「うちのアクセス、大多数がヲチなんじゃないの~?」なんて、自分から笑って言うような人は、全然そんなことなくて本当に人気がある人だったりします。

ヲチられる人は自分がなぜヲチられているのか理解できないことが多いし、晒されていると気付いたら被害者面ばかりして自分のダメだったところは認めようとしません。
自分を客観的に見られないのです。そしてさらにヲチが盛り上がるという仕組みです。

でもSNSが出てきてからは、どこもかしこも痛いヤツばかりで「特にこの人が」とあげつらうのが逆に難しくなったように思います。
だから昔と比べてヲチは衰退したと考えているのですが、実際はどうなのでしょうか?

今回も、現役時代だったら絶対にできない話をしました。同人経験者なら、この話題にまったく覚えが無いとは言わせません。いや、本当に覚えが無い純粋な人もいるかもしれませんが。

今の私はと言うと、もうヲチは不毛だなあと思っているので、見に行くのは本当に好きなサイトやブログだけです。不快な所はヲチなんてせず、見なかったことにして閉じます。
これが一番良かったのです。気付くのに20年以上かかってしまいましたが。

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コメント

  1. bell より:

    こんばんは (*゚▽゚)ノ
    ヲチ勢とか懐かしいですねw
    昔々わたしが出入りしていたサイトも専属のウォッチャーが居ました。
    今時は「嫌なら見るな」が定着したように思いますが、ただ単に主戦場がSNSに移っただけかもしれませんね。(そして、そのレベルの低いこと)
    当時を知っている世代からすれば、なんだか複雑な心境です。

  2. ヒロコ1号 より:

    >bellさん
    いらっしゃいませ!コメントありがとうございます!(・∀・)
    昔はハマっているジャンルの好きなサイトをチェックすると同時に、普通にヲチスレにも出入りしていました。誰も表向きには言わないけど、そういう人も多かったと思います。

    「嫌なら見るな」は、好きで執着しているジャンルに関することほど、実行するのが難しいので、なかなか定着はしないと思います。みんなこれができれば平和なんですけどね。

    ただ、今のSNSでの炎上は、そういう「愛ゆえに」という信念も感じられず、騒いでいる人の大多数は、何も考えず周りに合わせているだけのように見受けられます。昔はヲチにも流儀というものがあったのに、嘆かわしいです(←なんかヲチが良いことみたいに言ってる!)

  3. るかな より:

    ヒロコさんこんにちは。るかなです。ヲチ、昔はたくさんありましたよね。
    私は基本読み専なのですが、14年ほど前オタ友とサイトを運営していたことがあります。
    ほとんど人は来なかったのですが、いつも2ちゃんねるに晒されていないかビクビクしていました。
    当時同ジャンルでとても素晴らしい小説を書いていた方がいたのですが、2ちゃんに晒されてサイトを閉鎖されてしまった悲しい出来事があります。
    私が見る限りその人は何も痛い要素がなかったと思うのですが、とても残念でした。

    今もヲチはありますね。興味本位で覗いてみたことがあるのですが、個人サイトではなくほぼツイッターのアカウントが晒されていて、これも時代の変化だなあと思いました。ですがヒロコさんの言う通り、ツイッターで痛くない人っていないんじゃないかと思うくらい残念な人ばかりだという印象です。コスプレじゃないただの自撮りあげてフォロワーにかわいいと持て囃された後削除する人や、鍵垢あるのにエロネタつぶやいて使い分けの意味がない人、馴れ合いタグで誘い受けしてる人….など。

    そういう自分はどうだったのかと聞かれると、自分も同人アカウントなのにお気に入りの服や化粧品、アイメイクした目元写真を載せたり私生活の愚痴を書いたり、一般人も見ているリアアカウントでドギツイ同人のエロネタをつぶやいたり…罪状はキリがないくらい私も痛い人でした。晒されたとしてもおかしくないぐらいでした。
    今もツイッターを続けていたら、その痛々しさに気づがず黒歴史を紡いでいたでしょう。ゾッとします。過去の自分を刺したいぐらい恥ずかしいです。

    ヲチ文化って同人特有のものなのかと思っていましたが、同人以外でも存在すると知って驚きました。個人ブロガーの専用ヲチサイトがいくつかありまして、結局どの分野でも変わらないんだなと悟りました。

    余談ですがツイッターの発言が原因でそれまで好きだったのに一気に嫌いになったブロガーがいます。もうその人のブログを見るのをやめました。同人以外でもこれは同じなんだなと思いました。
    ヲチ記事なのにツイッターの話みたくなってすみません。それほどツイッターの弊害については語っても語りつくせないほどあります。
    現実世界でこの話を語れる人がいないので…..。ツイッター退会者のオフ会とかあったら参加したいほどです。

    長々と自分語り失礼いたしました。これからもコメントさせていただくかもしれませんが、どうかお付き合いいただけたら幸いです。

  4. るかな より:

    追記
    すみません、誤字ありました。
    「個人ブロガーの専用ヲチサイト」→「個人ブロガーの専用ヲチスレ」です。
    大変失礼いたしました。

  5. ヒロコ1号 より:

    >るかなさん
    こんにちは。私も自分のサイトが何度か2ちゃんねるに晒されたことがあるのですが、それで本当に叩かれたのは、ちゃんとした理由があった(他人の作品を叩くなど、実際に痛いことをした)時だけでした。何もしていない時は晒されてもスルーされていたので、晒されること自体は別に怖がらなくてもいいのです。晒されたあと他の人達がどう反応するかが大事です。

    ヲチスレ以外のスレだと「このサイトいいですよ!」とオススメのつもりで悪意なくURLを貼る人もいます。管理人さんからすればそれも迷惑かもしれませんが、2ちゃんというだけで悪と決めつけるのはそれこそ痛いなと、私個人は昔からずっとそう考えています。

    今はサイトよりツイッターアカウントがヲチ対象になるのは分かるのですが、そんなの痛い人が多すぎて、ヲチするほうも忙しくて過労死するのではと心配になりますね。私は同人と関係ないことはできるだけ呟かないように気を付けていましたが、解釈違いの人を攻撃したり評価の数字でマウントを取ったりと、私生活を見せなければ良いのかと言われると(以下略)

    ツイッターに疲れて退会した人は黒歴史やトラウマを抱えていますし、退会者同士で話をしたいという人は少数派かもしれません。私も本当ならネット自体から離れたほうがいいのかもしれませんが、同人が大好きだったからこそ「同人をやめてもタダでは終われない!」という気持ちがあり、このブログを立ち上げました。