同人活動の思い出/「懐かし作品」ジャンルの独特な空気

前回の記事で、かなり昔の漫画である「奇面組」の二次創作サイトについて語ってしまったので、今回はそれ繋がりで「懐かし作品」ジャンルの話をします。

二次創作をしている人は、何でもかんでも二次創作に結び付けているわけではなく、その人にとって「この作品では二次創作はしない」という「聖域」が存在する場合もあります。 まだ同人の存在を知らなかった子...

二次創作は、今の作品ばかりではなく、昔の漫画やアニメでする人もいます。
奇面組もそうだけど、同じくらい古い作品や、それよりもっと古い作品で二次創作をしている人もいます。周囲の人からは珍しがられたり驚かれたりしますが、その作品にハマってしまって二次創作も思い浮かぶのなら、本人には止められません。

ですが、こういった「懐かし作品」で同人活動している人の中には、無駄に今の作品を貶める発言をする人もいました。歳を取っている人はもちろんのこと、その作品をリアルタイムで見ていない年齢の人まで「昔は良かった」とか言い出すところが失笑ポイントです。

これは、私も実際に「懐かし作品」ジャンルに参入したから経験できたことなので、当時は気分が悪かったけど、今となっては貴重な体験だったと思います。

奇面組で活動していた時も「やっぱり昔の作品は風情があって良い。それに比べて今の作品は味気なくてつまらん」みたいなことをサイトの日記に書いていた人がいて、新しい作品にも好きなものがある私は「ハアアァアァア??( ゚д゚)」と思って激しく反論しました。
私のあまりの剣幕に、相手も大人しくなってくださいました。

ジャンル同士の対立というのは多かれ少なかれどこにでもありますが、この「古い作品が好きな人が新しい作品を悪く言う」現象は、ちょっと独特な空気がありました。

そこにはきっと、古い作品(=他と違う珍しいもの)にハマっている自分は個性的だという優越感だったり、新しい旬ジャンルに群がる人達を「流行に流されている」とバカにする心理があったと思われます。で、旬ジャンル好きのほうは「何その古い作品」とか思ってるんですよね。どちらも、自分がハマってるジャンルが他より優れていると思いたいのです。

私が現役だった頃は、そんな対立も張り合いがあると思ってたけど、今は心底どうでもいいです。
古い作品でも新しい作品でも、面白いものもあればつまらないものもあります。
私は昭和生まれなので昭和の作品も好きだけど、昭和しか認めない人は嫌です。

もちろん、他のものを貶めずに穏やかに活動している人もたくさんいましたが、本気で好きでやっているからこそ、どうしても内に潜む攻撃性ってありますよね(・∀・)
昔の私はそういうの嫌いじゃなかったし、気に入らないものには堂々と反論してました。

ていうか、もう昭和どころか平成も終わろうとしています…怖っ!
新しい時代にはどんな作品が出てくるのか?歳を取ってもそれは楽しみにしていたいです。

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