同人活動の思い出/自分の作品の評価数とかめちゃくちゃ見てしまうのは深い愛の証

昔、個人サイトでアクセス解析を使っていた人の中には、つい何度も解析をチェックしてしまう人もいたと思います。以下の記事でもそんな話をしていますが、今回はそこからさらに踏み込みます。

サイトやブログにアクセス解析をつけている人は少なくないと思いますが、みなさんはアクセス解析をどれくらい気にしますか?つけてるけどそんなに見てないという人もいれば、四六時中監視してしまうタイプの人もいる...

昔ならサイトのアクセス解析、今ならSNSの評価数やブックマーク数でしょうか。
なんとなくだけど、今も個人サイトを拠点にしている人は、そんなに解析中毒にはならないタイプのような気がします。承認欲求の強い人はSNSをやらずにはいられないはずなので。

私も現役時代は、お絵描きSNSなどに作品を投稿して、リアルタイムで評価数やブックマーク数が増えていくのをチェックするのが生きがいだった時期がありました。

作品への反応がもらえる速度の順番は SNS>サイト>本 となっていますが、SNSは本当に投稿した瞬間から数字が増えていくのが楽しくて、数分おきに管理画面を更新して、時間がある限りずっと張り付いていました。あれがいわゆる中毒というヤツです。

…アホか!株価じゃねーんだから!!!( ゚д゚)

しかも株価とは違って、たとえ数字が増えても1円にもならないと、今なら分かるのに!
家にいる時も、仕事の休み時間も、通勤中も、チェックするたびに点数やブクマ数が増えていくのを見るのが楽しかったです。ランキング入りの通知もテンションが上がりました。
あと、個人的に嫌いな描き手よりも高得点が取れるととても嬉しかったです。

コメントも本当はすぐに気付いてるけど、あまりに早く返事をしたら「こいつずっと張り付いてるのかよ!?キモイ!」と思われそうなので、時間を置いて返信したりしてました。
いや実際にずっと張り付いてるじゃねーかよ!間違いなくキモイよ!
同じ経験をしてる人はいっぱいいますよね?目を逸らさないでね。私は詳しいんだ!

でもそんな生活を数年続けていたら、気が付けば色々とボロボロになっていました。
もちろん、感想とか評価ブクマは本当に嬉しかったです。ですが、SNSでの無駄に距離感が近い交流は、いつの間にか「純粋に楽しく描く」という気持ちを削っていきました。
私はきっとやり方が間違っていて、致命的な失敗をしてしまったのでしょう。

同人誌は、売った直後に感想がもらえることはあまり無いと分かっているので(隣のスペースの人が買ってくれた直後に隣で大爆笑されたのは、なかなか早いレスポンスでしたが)あとから手紙などが来るのをゆっくり待っていたし、待つのも苦ではありませんでした。

ネットはリアルタイムで反応を確認できるせいで、ついずっと見てしまいます。
そういうものに気分を左右されない人は関係ないだろうけど、そんな人は少数派な気がします。

昔のアクセス解析もそうだけど、そんな風に何度も自分の作品のアクセス数や評価数を見てしまうことを、やめたいと思っている人も多いはずです。それでも見て、一喜一憂して、あとで時間を無駄にしたことを猛烈に後悔する…というのを繰り返してしまうのです。

だけどそれは、自分の作品に対してそれだけ一生懸命ってことなんですよね。
自分の作品が愛おしいから、見てほしい、評価してほしいと思う、ごく当たり前の話です。

私は「もうイベントに行かなくてもいいや」と思うくらい同人活動に冷めてきたら、解析も見なくなりましたし、SNS投稿もしたいと思わなくなりました。これは本当に、自分で自分に驚きました。

だから多分その執着は、たとえ毎回後悔するとしても、尊いものなのかもしれません。
私は失ってしまったけど、まだその執着がある人は、そんなに悪いものだと思わなくても良いのでは?とも思います。いや、時間が勿体ないのは事実なんですけどね(・ω・)

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コメント

  1. メモ帳 より:

    ヒロコ1号様、初めまして。少し前にこちらのブログに辿り着き、それ以来定期的に拝読しに来ている者です。pixivや趣味用のツイッターなど、SNSで苦労なされたお話にはとても共感いたしました。自分も、相手に嫉妬してしまったり色々と辛くて交流用のツイッターを削除した経験がありまして..。ヒロコ1号様がこうして文章にしてくださっているおかげで、自分のSNSに対しての心のもやが少し晴れていくようです。ブログ運営、これからも応援しております。

  2. ヒロコ1号 より:

    >メモ帳さん
    はじめまして。来てくださってありがとうございます!
    同人やめてヒマすぎて始めたブログですが、読んでくださる人がいて嬉しいです。

    ツイッターは、始めたばかりの頃はとても楽しかったのですが、だんだんデメリットが分かってきたら、タイムラインを見るのがつらくなってきました。ツイッターを始める前から交流していた人達とも、お互いに嫌な面が見えて縁が切れてしまいました。
    もっと早く見切りをつけて離れればよかったと思いますが、それでも反応を貰えるのは嬉しかったし、良いこともあるはずと信じすぎて、限界まで耐えてしまったのが敗因です。

    今は「過去に同人でSNSを使っていたけど嫌になってやめた」経験のある人も、ある程度増えてきていると思います。辛かった記憶は時間をかけて薄めていくしかありませんが、私はそれをブログで供養しているような感じです。他の人のお役にも立てれば幸いです。

  3. マカオ より:

    ヒロコ1号様

    初めまして。
    ちょうどイラスト的な繋がりのある某SNSで疲弊していた時にこちらのブログを見つけました。

    >だけどそれは、自分の作品に対してそれだけ一生懸命ってことなんですよね。
    >自分の作品が愛おしいから、見てほしい、評価してほしいと思う、ごく当たり前の話です。

    現在絵を描く気力が削がれていたので、この文章にとても救われました。
    同時に、他の記事の内容にも共感しまくってしまい、自分と交流系SNSの相性の悪さを再確認する事ができました…。
    (ここ数日本当に悪影響しかなかったので思い切ってアカウント削除しようと思います)

    これは個人的に私が思った事なのですが、肩の荷が下りた感じの内容と文章がとても読みやすくて好きです。
    これからも影からひっそりと応援しています。

  4. ヒロコ1号 より:

    >マカオさん
    はじめまして。私は同人をやめてからは、本当に肩の荷が下りたという感じがしています。
    やめたからこそ言えることを書こうと思ってブログを始めましたが、当時と今では全然心境が違うことも多くて、今の気分を正確に伝えるためにがんばって文章を考えています。

    評価が気になること自体は悪いことではありませんが、かと言って評価だけを追い求めると同人活動の本来の目的である「好きなものを楽しく描く」ことを見失ってしまいます。
    そういう空気は閲覧者側にも必ず伝わりますので、評価ばかり気にして同人自体を楽しんでいない人は逆に評価がもらえないということもよくあります。

    評価もある程度気にしつつ、それはそれとして楽しんで描くことも忘れないというバランスが大事です。まあ本当に一番偉いのは「評価など一切気にせず我が道を行く人」だと思っていますが、そんな聖人は23年間活動していても片手で数えられるほどしか会えませんでした。

    SNSは強制ではないのだから、合わない人はやめればいいと思うのですが、それが簡単にできない人が多いから闇が深くなるんですよね。
    いずれにしろ、マカオさんにとって快適な環境で活動するのが一番だと思います。