同人活動の思い出/好きだったジャンルを嫌いになってしまう悲しい結末

オリジナルで活動している人には無関係な話ですが、二次創作で同人活動している場合、自分にはどうしようもない原因で熱が冷めてしまうことがあります。
それは「公式がダメな方向に行ってしまう」ことです。

二次創作の場合、元ネタの原作の世界観やキャラクターに惚れ込んで同人を始めるわけですが、その原作が自分の望まない方向に進んで行ったり、公式の中の人がいろいろやらかしてファンを減らしたりして、そのあげく、昔は人気があったことが信じられないくらい衰退した場合、好きで二次創作をやっていた人はどうすればいいでしょうか?

ホモエロ同人とか作ってる二次創作者なんて勝手にどうにでもなれと言われそうですが、同人を頑張る層が離れたら、原作の寿命もヤバイんじゃないの?と思います。

何事にも例外はあるけど、同人の盛り上がりと原作の売り上げはだいたい比例します。
同人に関わっている人が新しい作品を知るきっかけって、だいたい「同人が盛り上がってるから目に入ってきた」というものではないでしょうか?
それをウザイと思うか自分も好きになるかは、モノによると思いますが。

でも、原作の魅力が何らかの理由でダウンすれば、同人も一気に盛り下がります。
原作者が良かれと思って作った展開も、ファンに受け入れられなければ人気は落ちます。
世の中はすべて諸行無常だから、どんなに流行っているものでもいつかは必ず廃れますが、中には必要以上に早く廃れさせてしまうヘタクソな公式も存在するのです。

私も、同人活動していた頃はいろんなジャンルに手を出しましたが「今でも原作を愛しているジャンル」と「今の原作はもう愛せないジャンル」の2種類があります。

冷める理由は、たとえば、ストーリーがつまらなくなってきたとか、自分の好きなキャラの扱いが悪くなってきたとか、公式関係者がツイッターでアホな発言をして炎上したとか、ひとつひとつは小さな事でも、積み重なるとだんだん心は離れていきます。

やがて続きが楽しみにならなくなり、公式関係者を嫌いになり、好きなキャラもそんなに好きじゃなくなってきたら「このジャンルはもうだめだ。捨てていくしかない」となります。

何がきっかけで冷めるかは人それぞれですが、もし多くの人が冷めるようなことをした場合、そのジャンルは目に見えて衰退していきます。
そして“今の展開クソだろ派”と“今の展開も楽しめてる派”が壮絶に殴り合う光景が目につくようになってきたら危険信号です。私そんなの何回も見てきたわーつらいわー(・∀・)

もともとディープなファンが多いジャンルなら、多少のことでは揺らがないかもしれないけど、相手が人間である限りその“信頼の貯金”が尽きることもありますからね。
わりと少なくない人数が「今の展開おかしくない?」と感じだしたらもうヤバイです。

そういう失敗も無く最後まで好きでいさせてくれた作品には、心から敬意を表します。
キレイに終わるためには「ちょうどいいところでやめる」のが一番だけど、商売である限りそれは難しいです。だから大体どこもかしこも殴り合っているのです。

自分がどう思うかは別として、賛否が分かれそうなことを公式がやっていると「ああ、これは荒れるな…」とベテランの船乗りみたいな気分になります。
私は、どんな同人誌が売れるかは全然分からないけど、どんなものを発表すれば炎上するかはよく分かるのです。こんな能力いりません(´・ω・`)

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コメント

  1. 放浪の同人屋さん より:

    記事にとても共感し涙が出ました。とてもわかります…以前、人生を変えるほど好きだった作品で私はそれを経験しました。おかげで新天地に目を向ける事や新しい事を積極的に学ぶことの大切さも得たのだと、思うことにしています…作り手と作品ファンの目に見える無自覚な腐敗によって、好きな作品は失いましたが、自分自身が成長できたのだと実感してます。

  2. ヒロコ1号 より:

    >放浪の同人屋さん
    こんにちは。私も敢えてどの作品とは言いませんが、公式のやらかしで落ちぶれて、ハマったことを後悔する結果になってしまったジャンルがいくつかあります。
    今でも、自分で描いたそのジャンルの二次創作を見返すと微妙な気分になります。

    幻滅したおかげで他のものに目を向けられるようになったのは、ある意味良かったかもしれませんが、やはり寂しさはあります。情熱と視野の広さを両立させるのは難しいなと、同人をやめてから考えるようになりました。考えるだけで、私には何も変えられないのですが。

  3. もこもこ より:

    ヒロコ1号さん。初めまして。
    ブログに割と頻繁に訪問している者です。特に「同人活動の思い出」は興味深いものが多く何度も読み返してます。

    ここから長文の自分語りを失礼します。
    私は好きだったジャンルが嫌いになってしまいました。「このジャンルはもうだめだ。捨てていくしかない」とジャンルとは完全におさらばするべきだと分かっているはずなのに、未練が残ってるようでつい気にかけてしまいます。

    そのジャンルを好きになったのは中学生の時で、A(仮)というキャラが大好きでした。当時から公式の不親切っぷりを感じていましたが、それでもA目当てで公式の関連作品・グッズを買っていました。足元見られてるという現実から必死に目を背けながら作品をありがたがっていました。
    ジャンルというよりAというキャラだけが好きだっただけかもしれません。

    中学生だった当時の私はAの非公式イラストが少ないと感じ、Aの絵を増やす為に絵の練習しAをたくさん描きました(ネット上には上げてません)。
    しかし数年後、公式がファンアートクレクレをしていることを知ってしまいます。月一でファンアート募集していました。もううんざりしてそのジャンルを嫌いになりました。他の素晴らしい、ユーザーを大切にするジャンルにいくつかハマったことも要因だと思いますが…。
    Aの絵を増やそうとしていたのに、公式のやり方に萎えてしまいました。私はこんな公式に加勢しようとしていたのか。私の青春の一部を台無しにされた、そう思ってしまいます。

    現在好きなジャンルに集中すべきなのに、未だ公式垢やそのジャンルのpixivを覗いてしまいます。
    公式の生放送も覗いてしまい、他のジャンルの味を知ってしまったこそ『声優調子乗ってんな、売れないくせに』『ケチだな客を舐めすぎ』『声優の失言なんとかしろ』『番組としてのクオリティ低くすぎ』『コメント欄の民度低いな、名指しで他作品批判は無いでしょ何回目だよ』『国民的??いつまで過去の栄光にすがってんだよ!!見苦しい!』など思ってしまいます。
    (醜い罵声をお見せしてしまいすみません。今までネット上にこういったコメントは書きこんでいません、心にギリギリ留めてます。今ここで書いてしまいましたが…)
    アンチになってしまったのです。

    ちなみに界隈も最悪なものでした。まともで素敵な絵を描く人ほど、どんどん追い込まれ最終的に去っていきます。
    Aの絵はやたら女体化されたものが多く、二次創作でAは女体化作家にお人形にされ支配されていて辛かったです。

    それでも、Aの誕生日が近づくとAを描きたいと思ってしまいます。単にネット上にあげなければいい話ではありますが、複雑な思いに駆られます。
    ジャンルは大嫌い、今はもうAより好きなキャラはいっぱいいる、でもAのことは忘れられない。私は一体どうしたらいいのか分かりません。

    Aの絵はネット上には上げずに描けばいいと思います。ですが先程書いたアンチ的な行為はどうしたら辞めることができるのでしょうか?ジャンル関連を見に行かないと決めても2週間程が限界です。
    こんな未練たらたらな私に何かアドバイスを頂けたら幸いです…
    未練というのはAの絵をネット上に上げたいという気持ちがあることです。

    本当に超長文を失礼致しました。
    ここまで読んでくださりありがとうございます。

  4. ヒロコ1号 より:

    >もこもこさん
    はじめまして。そもそも「熱烈なアンチ」は「元・熱烈なファン」というパターンがとても多いですよね。公式の失態が多い作品は、そのような人をたくさん抱え込んでいます。
    もこもこさんは「醜い罵声」と仰っていますが、それは失望した作品に対してなら誰もが言いたくなるであろう言葉なので、別に酷い言葉ではないと私は感じます。

    早く見切りをつけたほうが良いのは確かですが、実際はそんなに簡単にはいきません。
    私も、嫌いになったジャンルのことが気にならなくなるまでは何年もかかりました。
    こればかりは残念ですが、気になってしまううちはどうしようもありません。
    何年後、何十年後かは分からないけど、いつか終わりが来ると信じるしかありません。

    有効なアドバイスができず申し訳ありませんが、ひとつ、もしも吹っ切れる時が来たらどういう感じなのかという、私の体験談をお伝えします。ある日突然まるで糸が切れるように、それまでの怒りがウソのように消えます。同時に未練も消えます。怒りから解放されるのは嬉しいのですが、次に来る「無」との戦いは、それまでとはまた違った苦しさがあります。

    この時に、他に好きなジャンルがあるなら、それが心の支えになってくれると思います。
    今後どのように心境が変化しても、気を確かに持って頑張ってください。