オタクあるある怪談「恐怖の美容院」

私は定期的に美容院に行っていますが、どうやら美容院の人に覚えられているようなのです。
こちらが何か言う前に「いつものでいいですか?」とか言ってくるのです。

これを「嬉しい」と感じるか「怖い」と感じるかは人それぞれですが、インドア派なオタクにとっては非常にホラーな話ではないかと思います。

若い頃の私なら「他のお客さんもたくさんいるのに、たまにしか来ない人間の顔を覚えているなんて怖すぎる!夜道に気を付けなければ!」と、パニックになっていたところです。
今の私なら「いつ刺されても覚悟はできている!ただ、ネットバンクに入っている貯金を家族がちゃんと見つけてくれるか不安!」と、別の心配をしてしまいます。

これは、自分は他人の顔なんてそんなに覚えられないから、覚えられる人に恐怖を感じているわけですが、じゃあ自分は記憶力が無いのかというと、決してそうではありません。
2次元キャラの顔と名前なら何百人分でも一致しますし、何年離れていても覚えています。
逆にリアル人間の顔と名前は、仕事で覚えなければいけない時でもかなり曖昧でヤバイです。

そもそも「美容院へ行く」という行為が私の中では優先順位の低いことなので、そこでそんなにしっかり覚えられても困るのです。同人イベントで「あなたがヒロコさんですか?あなたの作品が大好きです!」と言われたらとても嬉しいけど、美容院の人は頼むから私のことを忘れて欲しいです。
髪の毛なんて、伸びた時に普通に切るだけでいいのです。

正直、覚えられるのが面倒すぎて、毎回違う美容院へ行こうかと考えたこともあります。
ですが、美容院の数は限られていますし、私は自分のヘアスタイルに細かいこだわりは無いので、無駄に値段が高いところは行きたくありません。そう考えてリーズナブルなところを選んでも、何故か顔は覚えられるのです。なんだこの面倒な世の中は。

でも、たとえ自分のオシャレにさほど興味が無い2次元オタクとは言え、出勤した時に警備員さんにつまみ出されない程度の身だしなみは必要です。私は華やかでも醜悪でもなく、地味で普通の容姿を保って、あまり他人の目に止まらずに静かに暮らしたいのです。
集団の中で「こんな人いたっけ?」と思われているくらいが一番快適なんですよ。

2次元キャラがオシャレを楽しんでいるのを見るのは、大好きなのですけどね。2次元の美少女やイケメンが「髪型ヘンになっちゃった(´・ω・`)」と言っているのはめちゃくちゃ萌えます。
プリキュアの衣装チェンジも、毎週しあわせな気持ちで見ています。

私の作品や文章は広まって欲しいし覚えて欲しいけど、私本体は無いものと考えて欲しいです。
創作するオタクならこの気持ちは分かるはずです。まあこれも年代によるのかなと思いますが、昭和生まれの地味なオタク女(特に腐女子)なら分かるはずです。

まあ、2次元キャラにやたら詳しいのに、目の前の人間の顔と名前が一致しない奴のほうがキモイと言われればそれまでですが、そんなことは百も承知で生きています。
生まれつき脳がそういう仕様なのだと考えてもらえると有難いです。

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