磁気刺激治療(TMS)体験記その2/治療はイイ感じだけど、終わった後のことは自分で考えなければならない

TMSは、個人差はありますが30~40回くらいの治療で、約8割の方が大きく改善すると言われています。私はこれまでに5回くらい行っているのですが、1回目の時点で少し元気になったような気がしたので、そのあと30回分を一括払いしました。

治療のペースは自由に決めていいけど、途中でやめずに最後までやり切ることが重要だそうです。
最初はもっとゆっくりなペースで通院しようと思っていたのに、効果があるような気がするとできるだけ早いペースで予約を入れたくなります。

治療を始めてから気分が上がってきた気がする!(・∀・)と、医師に伝えたら「そんなに早く効果が出るものではないけど、治療をするごとに脳の機能は上がってるから、気分が良いと感じるのは気のせいではないと思う」とのことでした。めっちゃ冷静に返されました。

うつ病とは、強いストレスなどがきっかけで、脳内の神経伝達物質のバランスが崩れている状態を言います。人間の意欲に関わる背外側前頭前野の機能が低下するわけですが、背外側前頭前野には、恐怖・不安・悲しみなどを司る扁桃体のバランスを整える働きもあり、この機能も低下するため、必要以上に憂鬱になったり不安になったりします。

これは気合で治せるものではなく、脳の病気なので、自分の意思とは関係なく憂鬱な気分のままになります。この感覚は、経験者でなければ分からないと思います。
ブログで楽しそうな文章を書いていても、心の底はどんよりしていたりとか!(・∀・)

TMSは背外側前頭前野に磁気刺激を与えて、脳の機能を回復させる治療法です。
感覚としては、約20分間、一定時間ごとに頭頂部の左側あたりをものすごい高速で叩かれる感じなのですが、これは物理的に叩かれているのではなく、磁気による刺激です。
私はあの感覚を気に入りましたが、人によってはちょっと痛いかもしれません。

私は心がすさんでるだけで体調は別に悪くないので、通院に支障は無いけど、体調も死ぬほど悪い人は大変だろうなあと思います。大昔に原因不明の体調不良に襲われた時は、内科に行っても異常なしで「自律神経失調症」だと言われましたが、今考えれば、あれもうつ病の症状だった可能性があります。今となってはもう、確かめようがありませんが。

当時はまだ、今ほどうつ病に対する理解が深まっておらず、私自身も心療内科に行くという発想が無かったので、ただひたすら謎の体調不良に耐えていました。死ぬかと思いました。
でもこの時は、体調はボロボロだったけど同人への意欲は失っていませんでしたし、新しいジャンルにハマった瞬間体調不良も治りました。

今の私はすでに同人をやめていて、もう新しい作品に二次創作をするほどハマれる気がしないし、本作りやイベント参加にも興味が持てなくなっています。気分が良くなってもそこは変わりません。
同人以外の新しい何かを見つけて人生を変えないと、結局もとに戻ってしまう気がします。

科学的な治療で脳が元気になっても、自分が置かれている状況は変わりません。
でも、気持ちが前向きになれば、悪い状況を打破しようと行動できるようにもなるはずです。
脳が治ったら、結局は自分で頑張るしかないのです。生きるって厳しいですね!

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