アニメ「Fate/Apocrypha」/第18話「フロム・ヘル」感想

子供向アニメ以外で、とつぜん視聴者に語り掛けてくるキャラは珍しいですね。Apocryphaは子供も出てくるしバトルもあるし変身もするから、実は子供向アニメなのかもしれません。

ジャックが見せる悪夢の中に誘いこまれたアタランテ、ジーク、ジャンヌは、それぞれが彼女たちの幻影と向き合います。自分自身も親に捨てられて、聖杯に「すべての子供たちが愛される世界」を望むアタランテは、救いを求める子供たちを拒否することができません。

生まれる前に殺された子供たちも、生まれてから不幸な目に遭っている子供たちも、特定の誰かのせいでそうなったのではなく、人の世界がそういう仕組みなのだという現実を突きつけられます。
トゥリファスの街で平和に暮らす人間たちを見て、人間の善性を理解したいと考えたばかりのジークは、人間の醜い部分を見せつけられて絶望します。

そんな中、ジャンヌだけは、ジャックを救えない悪霊として滅ぼします。
ジャックはジャンヌとの問答の末、浄化されることを受け入れて消滅しました。
どうしようもないものでも聖女なら救ってくれると考えていたアタランテは、ジャンヌの行為に怒り、殺意を抱くようになります。

◆原作ファンの人に向けた感想◆

フロム・ヘルと言えば、別の世界線のジャックさんの宝具名ですが、あれもまた別種の地獄です。
そして大昔にお世話になったバイト雑誌「フロム・エー」も思い出します。

ところで、フラットくんってめちゃくちゃカワイイですよね!同人やめたから訴える相手がいなくてアレなんだけど、Fakeの偽バーサーカー陣営めちゃくちゃイイですよね!
ただ、ジャックさんに決まった容姿が無いので、二次創作は難易度高いですね!

今回は、アルテミスやメディアリリィやジルリリィが友情出演していました。
ピエールさんはFGOで「たすけてー」って言ってた姿が思い出されて、シリアスな場面なのに笑ってしまいます。ここでアタランテの過去話を語っておかないと、彼女のジャンヌに対する怒りが意味不明になるので、尺が無い中でがんばって入れた感がすごいです。

◆原作知らない人に向けた解説◆

ジャック・ザ・リッパーがあらわれたのは、1888年のロンドンです。
産業革命により、産業の中心が農業から工業へと移り変わり、蒸気機関による工業化で、大英帝国は繁栄の絶頂にありました。ですがその裏で、資本家と労働者の間には貧富の格差が生まれ、工場の煙や排水による環境汚染も深刻なものになっていました。

そんな世界で真っ先に犠牲になるのは、貧しい子供たちです。
年端も行かない少女がお金のために娼婦になり、子供ができれば堕胎して川に捨てるのです。

Fate/Apocryphaのジャックは、その堕胎された胎児たちの怨念の集合体ですが、アニメでは表現がかなりマイルドかつぼかされていました。テレビだからしょうがないネ!
マスターの玲霞と波長が合ったのも、玲霞も娼婦で、ジャックの境遇をよく理解していたからです。
誰かが悪いわけではなくて、社会がそういう仕組みで、人間とはそういうものなのです。

それでも諦めないでほしいとジークに言うジャンヌは、なかなかの無茶ぶり聖女です。
私も、長く生きれば生きるほど「人間に善性などありませんが何か?(・∀・)」という気分になりますが、たぶん良いこともあったはずなのです。

悪いことは深く心に刻まれますが、良いことはささやかすぎてすぐに忘れてしまって、記憶に残しておくのが大変なのです。だからジャンヌはすごいと思うのです。

◆おまけ◆

そう言えばFateのアニメは、話が進むごとにキャラが退場するから、収録現場はどんどん人が減っていって寂しいかもしれませんね…と、WEBラジオ第19回を聞いて思いました。

黒のアサシン陣営は、確かに生きることに必死だっただけでした(´・ω・`)
ちょっと人の心臓とか食べちゃったけど、美女と美少女なら許されるし。

Fateのローソンコラボのイラストはどれもイイけど、Apocryphaはカルナさんだけが男性でがんばってるのが微笑ましいですね…って言おうとしたら、アストルフォも男だから、ちゃんと男女のバランスは取れてました!素でツッコミを入れてしまった自分が怖いです。

でもなんか納得が行きません(・∀・)イラストはどれもイイです。

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