大英博物館 国際共同プロジェクト 北斎 -富士を超えて-

「大英博物館 国際共同プロジェクト 北斎 -富士を超えて-」を見てきました。
開催会場と期間は以下の通りです。

2017年10月6日(金)~2017年11月19日(日) あべのハルカス美術館

私は今回、スタンプカードの特典でもらった無料入場券を使いました。

これを受付に持って行ったら、チケットの半券と交換してくれました。

まず、作品と関係なくて申し訳ないのですが、この人たち一体どこから湧いてくるんだと思うくらい混んでました。ここ本当に美術館の中?朝の御堂筋線じゃなくて?キレて暴れだす人がいなかったのが凄いと思うくらい、絵を鑑賞するのが困難なほどの混み具合でした。

そんな大人気の北斎だけど、とりあえず有名なのは、チケットのデザインにも使われている「富嶽三十六景 神奈川沖浪裏」と、美術館内でも「神奈川沖浪裏」の隣に展示されていた「富嶽三十六景 凱風快晴」です。学生時代の美術の教科書でもよく見かけました。

Red Fuji southern wind clear morning
凱風快晴 – Wikipedia

せっかく本物を見る機会だったのですが、なにせ混んでて…混みまくってて…あまりしっかりとは見られませんでした(´・ω・`)でも他の作品も含めてとても繊細な線で、丸ペンも無い時代(無いよね?)に、どうやってこんな線を引いたのかと不思議でなりません。

こういうのは印刷物で見ても良い絵なのは分かるけど、実物の色や線を見ると、これを描くのにどれほどの技術や情熱が必要かも感じ取れてしまうから、ナマで見る価値はやはりあります。私が美術館に行くようになったのは、同人をやめてからなんですけどね。

今回の展覧会は北斎の晩年30年に焦点を当てていますが、90歳で没する直前に描かれた作品からは、まさに言葉にできないほどの圧を感じます。「富嶽三十六景」も70歳を過ぎてからの作品だし、亡くなる直前まで描き続けてこの境地に達したという事実がただただ尊いです。

でもきっと、ご本人的にはもっと生きて、彼が言うところの「真の絵師」になりたかっただろうから、亡くなる時は無念だったのだろうと思います。

北斎の娘・葛飾応為の作品も展示されてましたが、北斎よりも色がハッキリしてるというかエネルギッシュで、こちらも美しいです。あと、女子が色っぽいです。「月下砧打ち美人図」の足の指とか、フェチの人にはイイ感じなのではないかと。

女性を色っぽく描けるのは男性の絵師という風潮がマンガイラスト界にもあったりするけど、何事にも例外はあるものです。しかもこれは江戸時代の作品です。未来に生きてますね。

そして色っぽさと言えば、この展覧会では展示されていない北斎の木版画「蛸と海女」もすごいです。Wikipediaから画像を引っ張ってこようかと思いましたが、完全にR18なので控えます。今時の萌え絵柄でもないのに、現代の私から見てもガチでエロいです。
後世にも名が残る人というのは、やはりすごいのです。なんていうかパワーが違います。

40歳で「線引くのめんどくさい(´・ω・`)」とか言い出した私は、モブのまま一生を終える予定ですが、それはそれで穏やかで気楽だから良しとします。

スポンサーリンク

当ブログは JSNレンタルサーバー で運営しています。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする