大妖怪展 土偶から妖怪ウォッチまで

「大妖怪展 土偶から妖怪ウォッチまで」を見てきました。
開催会場と期間は以下の通りです。

2016年7月5日(火)~8月28日(日) 東京都江戸東京博物館 1階特別展示室
2016年9月10日(土)~11月6日(日) あべのハルカス美術館

私は大阪在住なので、あべのハルカス美術館のほうへ行きました。
展示は妖怪以外にも、幽霊画や地獄図など盛りだくさんでした。
錦絵の緻密な描写はナマで見るととても感動します。昔にも凄い絵描きさんはいたのですね。

妖怪ウォッチは、初代からのポケモンプレイヤーである私には「後から出てきたもの」という印象が強かったけど、展示を見てみたら結構ちゃんと考えられてるというか、別方向の魅力があります。
そして「妖怪のせい」っていう投げとばし方はとてもイイですね。

展示物の中で私が一番印象に残ったのは、葛飾北斎の「百物語 こはだ小平二」です。
Wikipediaにも載っていましたので紹介します。

Hokusai Kohada Koheiji
小幡小平次 – Wikipedia

顔が幽霊みたいで幽霊役ばかりやっていた役者の小平次が、奥さんの浮気相手に殺されて本当に化けて出たけど、生きてる時も幽霊みたいだったから、幽霊なのか死に損ねて戻ってきたのか分からなくて、でもどちらにしろ怖いことには変わりなくて、浮気相手は発狂して死んだという話です。

こんな話を、イケメン役が多い声優の井上和彦さんが、音声ガイドで語っているのも極めてシュールでしたが、わりとひどい話にも関わらず心惹かれます。顔が幽霊みたいとか、幽霊なのか生きてるのか分からないとか、散々な言われようじゃないですか。

でも、もし死んだ後も幽霊として活動できるのなら、霊になってフワフワ飛ぶのは楽しそうだし、肉体の制限もなくなって、むしろ生きてる時より快適なのでは?と思ってしまいます。死ぬのが恐ろしいと感じる理由の大半は、自分の意識が完全に無くなってしまうと思うからではないでしょうか?

意識があるままで幽霊になれるのなら、その体験をぜひブログに書きたいけど、残念ながら霊体ではブログは書けません。
物語ならどうとでもなるけれど、現実では基本的に死者は生者に関われないのです。

死後に何があるのかは、死んでみないと分からないのです。
昔の人も、そんなことを考えながら幽霊や地獄の絵を描いたのかもしれません。

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